弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

アニメ 弱虫ペダル GLORY LINE 24話『小さな峠』巻ちゃぁぁん!

わたるん先生


今週のアニメ弱虫ペダル GLORY LINE 24話『小さな峠』。
まるまる一週分使っての二人の勝負、感無量です。 森久保さんと柿原さんの声とBGM、これだけでお腹いっぱい胸いっぱい。ただただ耳が幸せでした。


1期、2期の旧3年生世代の闘いを彩った曲たち

今回のBGM、ありがとうございますとしか言いようがありません。

たたただ耳が幸せな曲たち。場面にぴったりすぎて涙は出るけど言葉が出ません。


「東堂と巻島の約束」

勝手な男だよ


からの誰を追いかけているのかを坂道に語る東堂の声の後ろで流れるのは「東堂と巻島の約束」(TVアニメ 『弱虫ペダル』 オリジナルサウンドトラック2)。

ラスクラの時の東堂の回想。 雨のレース、巻ちゃんの前後両方のタイヤがパンクした時の曲。

その時に固く約束したラスクラなのに出ない巻ちゃんに東堂が

俺たちは3年だ!

と悔しさを爆発させて叫んだ時の曲。
ラスクラに至るまでの二人の歴史が見るものの脳内いっぱいに広がる曲。

まさにまさに東堂と巻ちゃんの曲。 ここで流す曲として唯一無二ですよね。他には考えられないです。

それをたっぷり流してくれて、もう絵いらない。
東堂ももうすぐそこまで来ている巻ちゃんとの再会を前にこんなふうに今までを思い出しているのだろうな、と想像しながら脳内に湧き上がる今までの東堂と巻ちゃんの場面にただただ浸れました。


ちょうどここは、去年の50巻記念の複製原画展でも大きな絵をたくさん見せていただいたのでその時の絵まで浮かびました。 弱虫ペダル50巻原画展「再会」

複製ではあっても、この場面の原画を大きな絵で見られたことは幸せな思い出です。


「クライマーの景色」

東堂が巻ちゃんに追いつき、二人が並んでガシッと肩を組む瞬間に流れるのは「クライマーの景色」(『劇場版 弱虫ペダル』 オリジナル・サウンドトラック)。

久しぶりだな 巻ちゃん

からの数々の東堂のグチ、文句。どれだけ会いたかったという東堂の気持ちが溢れ出るこの場面を彩るのは、劇場版「弱虫ペダル」で坂道が巻ちゃんに再会したあの美しい雲海の場面で流れた曲。

東堂と坂道、巻島に会いたくて会いたくてたまらなかった二人がやっと会えた場面をこの曲が重ねてつないでくれました。 もう感激でしかありません。
音効さん、ありがとうございます。


「逆転」

だから こうして 会いに来てるっしょ

の巻ちゃんのセリフとギアのカチッという音を合図に流れるのが「逆転」(TVアニメ 『弱虫ペダル』 オリジナルサウンドトラック1)。

不満かぁ 東堂


いや大満足だよ


この曲を聴くと1期に一気にタイムスリップしてしまいます。強い旧3年生の走りを象徴するような曲だと思います。

この感覚だ

と巻ちゃんが言いますが、見ている方もそうこの感覚だ!と思うのです。


「楽しむショ!」

2回戦と行くか

からは「楽しむショ!」(『劇場版 弱虫ペダル』 オリジナル・サウンドトラック)。

『劇場版 弱虫ペダル』「熊本火の国やまなみレース」2日目。 最後尾スタートの巻ちゃんを拾った総北が先頭の箱学に追いついて、最後の山、ゴールを東堂と巻ちゃんが闘う時の曲。

やまなみレースでの巻ちゃんは2日目からのオープン参加なので、仮に巻ちゃんが勝っても記録には残らない。この小さな峠での二人の登り勝負は正式なレースでもなんでもないので、もちろんどこにも記録は残らない。

それでも二人が久しぶりに闘える喜び、記録には残らなくても二人で存分に闘える喜び。記録なんかどうでもいい、二人が全力で闘うことができる、その喜びは場所が熊本でも榛名山でも同じなのだということが曲のリンクから伝わってきます。


「真波の笑顔」

ほら また見えた

と真波が窓から遠く二人の勝負を眺めて想像している時の曲は「真波の笑顔」(TVアニメ 『弱虫ペダル』 オリジナルサウンドトラック2)。

坂道と真波が初めて会ったときの曲、車酔いで倒れていた坂道が偶然通りかかった真波にポカリをもらって助けてもらった運命の出会い。

うんにゃ ただの自転車乗り

と真波の真っ白なピカピカのLOOKがアップになるところからの曲。どこで聞いても真波だ!と曲が流れてくる方を振り返ってしまう曲です。


????(曲名思い出せず)

闘いを終えた二人と坂道の静かな時間、坂道が飲み物を渡して話すときは、ラスクラ直後に東堂が巻ちゃんに礼を言うところと同じ曲。

ありがとう
もしお前がいなかったら 俺はこんなに速くなれなかった

とラスクラ終わった直後、スカッと失敗したハイタッチをやり直した時の曲。
あああありがとうございます、まさに二人が闘いを終えた時の曲です。なのに曲名が思い出せない、ごめんなさい><。


「一人じゃ、くじけてた」

迷うかぁ 坂道

から巻ちゃんの坂道への長ゼリフ。

貫け
自転車は自由だ
自分らしさ貫けたら それ
最高にかっこいいショ!

「強くて優しい巻島さん」からのアドバイスは時を経てもまったくブレずかっこいいです。坂道のことをずっと気にかけている巻ちゃん、遠く離れていても 「強くて優しい巻島さん」はいつも坂道のそばにいるんだなと安心します。


GRANDE RODE 最終回、みんなでアキバに行った帰り。先頭を歩いていた坂道がクルッと踵を返して深く深く頭を下げて先輩への感謝を伝えた時の坂道の涙。

一人じゃくじけてた……
僕の可能性 ほんとにありがとうございました!


偉大な先輩への感謝、巻ちゃんへの特別な想い、ほんの数ヶ月前には考えもしなかった自分の可能性を開いてくれた自転車レースの世界に連れて行ってもらったこと、そこで学んだ全てのことに感謝している坂道がはらはらとこぼす涙が大好きな場面でした。

「一人じゃ、くじけてた」(『劇場版 弱虫ペダル』 オリジナル・サウンドトラック)、この曲が坂道と巻ちゃんの変わらない絆を表しているようでした。


1期、2期GRANDE ROAD、劇場版から東堂と巻ちゃん、坂道と巻ちゃんのそれぞれの関係性を表すゆかりの深い曲がふんだんに、それも場面場面にぴったりすぎるほどの今週の選曲、今までの東堂と巻ちゃん(と坂道)のすべてが詰まった回にふさわしい神選曲でした。

音効さん、ほんとうにありがとうございます。


中の人も嬉しそうだった

カッキーが嬉しそうで嬉しそうで、よかったね東堂、よかったねカッキーって思ってしまいました。

巻ちゃぁぁん

と叫ぶ柿原さんの声は、東堂の気持ちなのかカッキーの気持ちなのか、どちらかわからないくらい感情がこもっていて、その声、口調だけでウルウルきます。

バトル中何度も「巻ちゃぁぁん!」と叫びまくる柿原さんの声は、自己紹介でいつもつく枕詞「巻ちゃん大好き東堂尽八」の柿原です、のとおり、東堂と柿原さんが一体化していました。 先日のグローリーレディオのことを思い出してしまいます。

2年生になってからは少し低めの声になっていた坂道も、今週は完全に1年生の時の可愛い声に戻っていましたね。坂道も大輝くんも嬉しくて嬉しくてたまらない、巻島さんに会えた喜びに震えている気持ちが伝わります。

この名もなき峠での二人のバトル、さらっと終わらせようとしたら編集さんに「それはダメです、みんな期待しているのだからたっぷり」と言われたという話を思い出しました。
読者も中の人もすべての弱虫ペダルを愛する人みんなが幸せになれるこの「小さな峠」というエピソード。

食い下がってくれた編集さん、それに応えて忘れられない闘いを描いてくださった先生、ありがとうございます。

こうなると劇場版で東堂と巻ちゃんの生き生きしたバトルを見たくなるなぁ

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