弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

ゆるペダルナイト@渋谷カルカル ありがとうございました!後半 読み聞かせ&ナマ描き編

わたるん先生


昨日の「ゆるペダルナイト」前半も楽しかったのですが、やっぱり後半の恒例読み聞かせ&ナマ描き。これがなくちゃやっぱりペダルナイトは始まりません。 色紙は当たらなかったけど、大好きなキャラ勢揃いのナマ描きは至福の時間でした。


弱虫ペダル&自転車ライフQ&A

いろんな質問が出てきて面白かったです。真波と委員長のが面白さでは一番だったかなぁ。ざっとまとめてみました。


自転車関係の質問まとめ

Q: 先生の自転車乗ってる時の弱点は?
A: 寒いのには強いっぽい みんながけっこう厚着していても一人薄着だったりする あ、日焼けは気にしてます、あと向かい風は嫌い(←みんな嫌い、と先生セルフ突っ込み)

Q: パンク直すのに何分ぐらいかかりますか?
A: パンクは5分ください(>_<) 4分台でできなくもないけど、パンクした箇所にもよる。 ツール・ド・夏休みで、フェリーの時間に間に合わせようとパンク直し始めたけどうまくいかなかった時があり、さっぱり諦めてゆっくり直したこともある。もういいやになるとスイッチ切れて、修理をイベントにしちゃう

Q: 先生の天才の定義ってどんなのですか?天才だと思う選手はいますか?
A: いるんですよね天才。天才はそこどうやって走ってるの?と聞くと『いや、別にふつうに……』と答えてくる、それがわかんないから聞いてるのにね(先生苦笑、会場も笑 岡選手(?たぶん)もそう、コーナーをタイヤのよれで走る。でタイヤのブロックがジャマなんですよね〜とか言って、ブロックを何個かカッターで削ってる。わからん!(と言ってる先生の声がかわいかった)

Q: 運動ダメでも自転車伸びるってほんと?
A: おかちんは、はじめ筋トレでロッククライミングやっていて、走り始めたらすごい。 自転車レースは早い人が勝つんじゃなくて、戦略もいろいろやって強い人が勝つので、戦略できないと勝てないです

この最後のQAを聞きながら浮かんだのは鳴子、みどくん、福ちゃんでした。特に鳴子。速さをアピールする場面が絶対的に多いけど、授業中ずっと考えてたり、お風呂でつま先鍛えたり、頭も使ってますよねー。


Q: 先生はコンビニ寄ると必ず買うものはありますか?*1
A: セイコーマート(都内にはほとんどないが、練習で走る筑波山のある茨城にはわりとたくさんあるコンビニチェーン)の煮卵、ひじき、おにぎり、(パックの安い方の)牛乳*2、水。水は身体にかけたりボトルに入れたり。 先生が一緒に練習しているチームの人達は、基本コンビニ寄らない人たちなので、チーム練習じゃないときの場合。


荒北さんだけインハイ来てない案件の真相が明らかに

荒北さんはインターハイ本当に見に来てないんですか?という質問に、心の中でグーしました。やっぱりみんな思ってたんですよね。あの人だけ来てないよ!来てよ!って。

『きっと来てるはず、楽しみにしてください』という先生の力強い答えに、嬉しさと期待で涙が出ました。最後のポスカ手渡しの時にその感激をお伝えしたら改めて「楽しみに待っててくださいね」って笑顔で言ってくださったので、これだけでしばらく生きていけます。


委員長は真波の彼女なのか?問題

質問コーナーで一番インパクトのあったのがこれです。質問というより、”母の願い” でしたね。

Q: 娘が真波のファンで、委員長に嫉妬しています。スクールライフ2で真波が委員長のことを彼女ですかと聞かれ、ぼやかした答えをしていたせいで心が離れてしまいました。先生の口からはっきりと委員長は真波の彼女ではない、とお願いします。
A: 現時点では真波の彼女ではありません!委員長もしょうがないわねぇな感じです。

いやぁ、違うでしょ。オレ 怒られたことしかないし

これですよね。スクールライフ2で新開、今泉と3人でインタビューを受けていた時の受け答えの否定のしかたがゆるいということでのお母さんの切実な願い。
爆笑しましたがここでちゃんと『現時点では真波の彼女ではありません!』とキッパリ断言してくれる先生、やさしいなぁ……。安定の神対応です。これでその娘さんもまた真波ファンに戻ってくれるでしょう(現時点ではというのが気にならないでもないですが……)


その他のキャラ、ストーリー関係の質問まとめ

Q: 泉田の兄弟いる説については?
A: 先生的には泉田は長男の感じ。 弟出てくるかも?

泉田の弟もまつげくんなのでしょうか?ちっちゃい時はボーズ?やっぱり筋肉好きなの?それより何より、自転車乗ってるんですか?


Q: 小鞠すごいですよね。アニメでの暴走ぶり(←質問というよりふつおた(ふつうのお便り?)。
A: 先生の中ではアニメより原作の方が暴走してる感が強い。アニメでは尺短かったけど、雨の中傘投げ出して御堂筋の元に走って戻るまでもっと間がある。


そうだっけ?と思ったら気になって、マンガ読み直してしまいました。なるほどマンガは自分のペースで読めるので、たっぷり間をとって駆け戻ることも、はっとしてすぐそのままダッと駈け出すこともできますね。先生の中ではあの間はかなり長めだったのだとわかったのはとても興味深いです。


Q: 泣く泣く落としたセリフ、エピソードはありますか?
A: この一年でいうと、BD/DVDのおまけのスペアバイクは、はじめ田所になりかけていたところが、田所はスペアバイク本編で描きたくなったので荒北の野球時代になった。


田所編表紙のカラーで総北3年生の肩組んでる姿、この下書きできたとき、田所編はきっとよくなると確信したという先生の気持ち、なんだかほっこりしました。シクロクロス東京でもその話されていましたよね、いつもは腕組んで強そうな3年生のわちゃわちゃ感をかけたのはすごく嬉しかったと。
そのスペアバイク田所編、要望は強くなかったのに、出してみたら ”これこれ!読みたかった!"と喜ばれたとのことでしたが、確かに私もその一人です。そんなに熱望するほどでもなかったけど、いざ読み始めてみると確かに、なんで読みたいと思わなかったのかが不思議なほど、これ読みたかったんだよーと思いました。不思議ですね、田所さんの魅力って。


読みきかせは誰のどの場面?

杉元2度めの1年生レース

キャラの話を順番に片っ端から行きましょうか、と始まったキャラ話は、いきなりの杉元照文で、会場もざわめきました。みんな好きなんですね。私も2年生になってからの杉元大好きです。あの1年生レースは声出して泣きました。この子こんなにカッコよかったっけ?って思いながら涙が止まりませんでした。ここで杉元が選ばれたのはやっぱり”ゆる”ペダルナイトなんでしょうね。

気持ちが切れない方が勝つ

鏑木と段竹に抜かれ、心が折れかかった杉元に今泉がかけた言葉は、先生ご自身が大事にしている言葉だというのを聞いて、私もこの言葉これからもっと大事にしようと思ったんです。今泉が熱くなったところにも感動したし、今までも好きな言葉だったけど、これからはもっと自分の中でこの言葉を活かしていこう、そう思いました。

なのに、なのに先生!大事にしてる言葉だけど、きついときはきつい。ってオチ、あんまりです。 笑いました。せっかく私も!って思ったのにハシゴ外さないでください(笑


いろは坂 ティーブレイク

先生の口から飛び出す言葉が、原作者のものとは思えないものばかりで、新世代屈指の名場面なのに笑いが止まらず、泣き笑いでした。 「真波には敵わないですね」、「杉元!(いいですねーだったかな)」、そして、真波の天井しらずなドSぶり に、夢を見ましたー、とどめがキレてますからね、もう。なんかもう最高でした。

だけどそのあとに某S社のパーティでこち亀の秋本治先生にティーブレイクよかったよね、と褒めてもらったというお話「読んでもらってる上にシーンを覚えてもらって、二重に嬉しかった」、急にいい話になって。確かに場面を褒めてもらえるって、ちゃんと読んでもらえてて、心に残ってるってことですものね。先生の嬉しい気持ちは会場じゅうにも伝染したと思います。


ストーリー、ネーム裏話

編集さんとの打ち合わせのやりとりで、このキャラいらないと言われた事を先生根に持ってるんですか?的な質問から始まったストーリー・ネーム裏話。 面白くするための企画会議的なやりとりがかなり熱く繰り広げられているんだというのが垣間見れて、すごく興味深かったです。

ボツになった案を練り直してこれでどうだ!とプレゼンするなんて、普通の会社の人と似たようなことを漫画家の先生もやってるんだなって、かなり親近感湧きました。

衝撃だった巻ちゃん渡英の理由と、2年生いらない発言の真相。


巻ちゃん渡英の理由

編集さんから巻ちゃんを監督として総北に残そうという案が出たとき、主人公坂道の成長を描きたくて、坂道が最も衝撃を受けるのはなんだろうと考えて、巻ちゃんをイギリスに行かせることにした。

これを先生がおっしゃったとき、会場どよめきましたよね、えーそうだったんだーという感じの静かな抑えたどよめき。ファンにもこれは衝撃です。

男の子は衝撃を受けるときに強くなる、坂道にとっての一番の衝撃はなんだろう?と考えたとき一番大事な人を失う、だと思ったから。って。すごいなぁと思いました。確かに2年目のインターハイを見に来たお母さんも「去年よりたくましくなったね」って言ってましたね。

人は痛みによって成長するって言いますが、あのときの坂道の痛み、思い出すだけでも心が痛いです。先輩とか後輩とかそういう世界を知らなかった坂道の初めての憧れの先輩、巻島先輩。その人が何も言わずに遠くに行ってしまう、それも外国。坂道の落ち込みようは見ていられなくて、忘れられません。

だけどそれがあったから、スターターを任されたときにみんなの意気をあげたり、鏑木の成長をしっかり見届けたり、ができるようになったと思うと、深いです。 2年生になった坂道のちょっと成長した顔をかけて嬉しかった、という言葉と合わせるとさらに心に響いてきます。

弱虫ペダル 2年生坂道1年生レースのスターター
2年生坂道 1年生レースのスターターを務めた時の少し大人びた顔

このキャラ要らない発言からのリベンジ

2年生いらない発言。ここだけ切り取ると何それ?な発言に聞こえるけど、他人の目って大事だし、面白くするためには”好きに描いていいよ”よりも、いろいろ指摘がある方がいい、ということでしたね。どんな仕事でも人の意見も聞くって大事ですね。

いらないと言われることで、逆に燃える、そんなことない、これこれこういう理由でいるんです、をネームにして訴える、プレゼンするという話はもっともっと聞きたかったです。

『2年生は1年がインハイに行くなんて絶対許さないだろうから、なんか仕掛けてくる』と言っている先生の声にすごく熱量を感じました。なるほど合宿のあのバトルはこういうところから生まれたのかと思うと、また読み返したくなります(裏話はどれも、聞くといちいち読み返したくなって困ります(笑)他にももっともっとたくさんあるのでしょうね。そのやりとり覗きみたいですー。


スペアバイクコンビニ編 裏話

BD/DVDのおまけ、もういっぱいいっぱいでかけないと断ったらスペバイ短くして、と描くことになったというコンビニ編。コンビニは自転車乗りあるあるのネタの宝庫で、20ページフルでもいけるけど凝縮したというのを聞いて、確かにいろいろ描けるだろうなと思いました。

時期はインハイ前の設定、総北の安定感ある6人、と先生が話しているあたりでコミックスの開きが甘くて(ページ中央の)巻ちゃん見えないのでもっと開いて!と突っ込みが入ったのには笑いました。先生がさらに見せたり隠したりするのも可愛くておかしいし、そのあと箱学編でも同じように真ん中の東堂を見せたり隠したりする先生、お茶目すぎます。

かと思えば、巻ちゃんストローは?と会場からのつっこみに、大丈夫ですよ店員さんがちゃんと入れてくれるから、って丁寧に答えたりとか。

その東堂、コンビニで「じゃまするぞ!」って言って入る人いないよね、って先生が描いたんですよ。「福冨のおにぎりの取り方、ガシッ!と力強いですね」「泉田が新開さんと一緒に入られて幸せな頃ですね」もそうだし、新開の ”5連” は通じない、と編集さんから言われた、これがそのあんぱんです、とかそのつぶやきがいちいちおかしくておかしくてまた思い出し笑いしそうです。

熊台も呉南もあるのでお楽しみに、とのこと。首を長くして待ってます!


13番のゲン担ぎ

ヨーロッパと日本では「13」という数字の意味がとても違っていて、本当にヨーロッパの選手は13番を逆さにつけて走るので、ここロードレースファンは、あーわかる!ってなるんですよ。なんて聞いたら今度テレビでヨーロッパのレース見る時、13番探してしまうじゃないですか!


そうこう言っているうちに終わった読み語り。

手嶋破れた後の読みがたりの続きは6月に、と先生さらっと言いましたよね、最後。 6月ということはペダルナイト東京ツアーはT2祭り?!

他にも、広島東村 スペアバイクでデビュー要望とか、手嶋の坂道へのアドバイスの言葉は先生の実体験からなのだとか、「やめろ奥谷」の山際さんは先生も好きで、まさにプロトン(集団)の良心だけど山際さん、お前も頑張れなんだよね、って話、そこからもう一人の良心、京伏のヤマの話に飛んだりとか、時間があればいつまでも聞いていたい話が尽きることなく続き、先生のトークイベントは本当に飽きることがありません。


キャラナマ描き

選ばれたのは、初めから順に荒北、東堂巻ちゃんペア(ニコ生のコメントがすごかった模様)、T2、福ちゃん、葦木場&悠人ペア。葦木場は実はナマ描き始めてなんですね、知りませんでした。

会場中絶叫の中、いつも先生は「はい、聞こえました!」と瞬時におっしゃるあれ、耳で聞き分けてるんですか?それとも心のこえ?最後にねじ込んでくるような叫び、あの絶妙なタイミング、習得したいです。

箱学荒北ナマ描き@ゆるペダルナイト
荒北さん!!

巻ちゃんの横の東堂の場所が狭いーと心配する声をよそに、でき上がってみたら東堂けっこうドーンと大きく描かれていて、先生ちゃんとスペース計算してるんだなぁっと見惚れてしまいました。葦木場の横の悠人は二人の大きさと関係性がちょうどいい感じに現れているし、当たり前だけど先生さすがです。

東堂巻島ナマ描き@ゆるペダルナイト東堂巻島ナマ描き@ゆるペダルナイト
東堂&巻ちゃん 密着してきれいに収まるの図

動画ダメだからって連写の音がすごい、とか、葦木場の髪の毛くるんはファンブック読んだ人はわかると思いますけど、って描きながら先生の口から漏れるつぶやきが全部マイクを通して流れて、それがまた面白いので、描き上がるまでの時間がただでさえあっという間なのにさらに光の速さに感じます。

福富ナマ描き@ゆるペダルナイト福富ナマ描き@ゆるペダルナイト
福ちゃんはやっぱり眉毛から^^

くじ引きで色紙が5名、今回は特別に非売品のブリジストンのカレンダーに先生の直筆サイン入りが3名分、計8名の幸運な方が決まりましたが、どういう形で誰がどれになるかが決まるのでしょう。といっても先生に聞いてもわかんないですね、当たった方教えてくださいー!

葦木場ナマ描き@ゆるペダルナイト葦木場&悠人ナマ描き@ゆるペダルナイト葦木場&悠人ナマ描き@ゆるペダルナイト葦木場&悠人ナマ描き@ゆるペダルナイト
葦木場の隣は誰が……? ユートきた!

帰りがけ、色紙当たった方々に写真撮らせてくださいってお願いしたらみなさん快くどうぞって撮らせてくださいました。ありがたいです。

弱ペダファンの方ってみんな本当にいい方が多くて、ヤフオクやメルカリでグッズの取引させていただいたときもみなさんアイテムの梱包がとても丁寧だったり、心のこもったメッセージが添えられていたり。それもすべてわたるん神の精神が共有されているなぁといつも思います。


メモが飛んでいたり、何かいたかわからないところもありましたが、こうやってまとめておくとそのときの感激や感動、喜びやじわりなど、自分の心の動きもまた後で反芻できるし、イベントの感覚をまた味わえるので、できるだけ残しておくことにしました。 このまとめている時間もまた楽しくて、イベントって何度でも味わえるスルメみたいですね。 次の東京ツアーも楽しみにしています!

あと5日間はニコ生でも見られるけど!
【niconico】プレミアムでゆるペダルナイトを後から視聴


www.yowapeda.net





*1:後半スペアバイクコンビニ編の時に出た質問でしたが、自転車系にまとめました

*2:巻ちゃんのお高そうなビンの牛乳との対比^^