弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

弱虫ペダル名言カルタ(仮)連載10周年 お祝い勝手企画 その3

わたるん先生

少し間が空いてしまいましたが、このシリーズ、前々回と前回の続きです。

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な行


何があっても 前 進むんやで

御堂筋のお母さん 18巻 RIDE 152 翔


チームメンバーを使い捨てるわ、敵のメンタルのぱっくり開いた傷口に塩を塗り込むような容赦ない”口撃”。「エグい」ということばがぴったりで、憎い敵キャラとかよりも、とんでもない奴としか思えないだった御堂筋の印象が一変する回、「翔(あきら)」。

強くて憎たらしければ憎たらしいほど、その裏に隠されたお母さんのエピソードとのギャップが大きくて、めちゃくちゃ泣いた読者は私だけじゃないはずです。今年のホタルのエピソードも、泣かせてくれてます。

普段はきれいさっぱり忘れてしまってますが、御堂筋も人の子なんだ、と思い出させてくれるお母さんエピソード。心ある人の子だからこそ、小さい時の傷をバネにするとこんな風にもなりうるのかな、とも思えたりして。

尋常じゃない強さと強烈なインパクトのキャラクター性はみどくんを欠かせない登場人物にしてます。御堂筋翔くんなくして弱虫ペダルは語れません!




250m… キッチリ引いたぞ御堂筋‼︎

石垣光太郎 17巻 RIDE 146 動く


がまんの人、石やん。まじめで、いい人で、優しい石やん。石やんがキャプテンじゃなかったら、御堂筋がいきなりやってきて、エースの座奪って、軍隊みたいなチームにすると言っても他のメンバーは言うことを聞かなかったんじゃないかと思います。

みどくん、あんたが思い通りにチームを動かせたのは石やんがいたからやで!




抜けるかな…… 抜くんだ‼︎

小野田坂道 12巻 RIDE 95 百人目


同じ1年生とは思えない、長身でものすごいプレッシャーの御堂筋に遭遇して、ビビりまくった坂道。「抜けるかな……」と不安そうなメガネでオタクの小野田坂道の面が顔を出したと思ったら、キリッと表情を切り替えて「抜くんだ‼︎」となったときに、少年はこんなふうに強く、たのもしく成長していくんだなぁと坂道のお母さんのような気持ちになりました。このギャップがたまらなく好きです。




ねっとりとした蒸し暑い夏の空気

東堂尽八 12巻 RIDE 98 最高潮


マンガではあんまり感じられなかったけど、アニメになると、普通ならまとわりつくようで気持ちいいとは言えない”ねっとりとした蒸し暑い夏の空気”でさえ気持ちいい、とかっきー東堂の声が喜びに弾んでいるように感じました。それくらい嬉しかったんだよね、東堂。




登れる上にトークも切れる‼︎ 更にこの美形‼︎ 

天はオレに三物を与えた‼︎ 箱根の山神 天才クライマー東堂とはこのオレのことだッ‼︎ 


東堂尽八 11巻 RIDE 87 箱根


決めゼリフなのに笑えるし、巻ちゃんには「いや、いい」って言われるし。お育ちのいい老舗旅館の坊ちゃんで、自転車の才能があって、性格もいいのに、なんで東堂はお笑い担当なんだろう?とこのセリフを見るたび、聞くたびに思います。かっきーのせい力か?! 好きですよ、大好きですよ!明るくて楽しくて、屈託のない東堂らしさが溢れてますから(笑



は行


走った 走りまくった 

前に (前だけ向いて)

濃密な3年間だったぜ 福ちゃん 

だよな…だったよな 

オレはおまえにだけはほめてほしいんだ 


福ちゃん

荒北靖友 21巻 RIDE 179 ラストステージ


泣くしかありません。ティッシュの箱抱いて泣くしかできないんです。他のことができるようになったら追記します。




ヒトは 意外に早ク成長するものデスヨ

ピエール監督 4巻 RIDE 28 誰よりも速く


ほっとんど口を開かないピエール監督が唯一たくさんしゃべったのが1年生レース。けど大事なことをたくさん言うので、他にもカルタに収めたいと思った言葉はあります。

この言葉を発した時のピエール監督の顔は気のいいおっさんのそれではなくて、坂道がこの後みんなの予想を覆すことをやってくれると強い確信がある顔でした。実はすごい人なんですよね、きっと。




踏り向くな 後ろのプレッシャーは無視だ‼︎ 

今大事なのは前だ ゴールラインのことだけ考えろ 

この周回で1年との決着をつけるんだ ”ゴールを狙え”だ 

約束したろ… 田所さんと

田所さんと行けるインターハイは 今年が最後だ

青八木一 7巻 RIDE 57 最終決着


無口センパイも2年生時代はほとんどしゃべらなかったけど、この合宿最後のスプリントバトルの時にいちばん長くしゃべったのではないかと記憶しています。

普段しゃべらない人が口を開いた時の言葉は重く、力がある。体現してくれてます、青八木さん。




変化 未体験 恐怖心

人は できなかった記憶を振り払って進んできた

今までだってそうしてきた

”歩く”ってことだって できたってことなんだ

そのつみ重ねが”走る”ってことなんだ 自然にできたわけじゃない やり遂げてきたんだ‼︎

ペダルを回して進むってことでさえ やり遂げてきたんだ‼︎

真波山岳 26巻 RIDE 223 ラストギア


真波って口を開いてしゃべるときは軽いことばかり言うけど、心の声は重いことをたくさん吐いてくれます。病弱で学校も休みがちだった子供時代を過ごした真波が言うから、重みを持って響きます。

確かに、小さいころ初めて自転車に乗った時、コマ付きからコマを外して2輪で乗れるようになった時「乗れた!」「できた!」ってすごく達成感があって嬉しかった。あれもやり遂げただったんだな、と数十年ぶりに思い出して、日常って小さな「やり遂げた」をたくさん積み重ねているんだなと思い知りました。




ボクは友達 いないから

小野田坂道 2巻 RIDE 08 決着


欲しいものがあるときは、それを手に入れるためにできることがあるなら、それをがんばる。すごくシンプルだけど、シンプルすぎて大人は考えすぎたり恥ずかしかったりしてできなかったりするので、坂道見習わなきゃと反省してます。


次回、最終回に続きます。

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