弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

弱虫ペダルRIDE.497『鳴子特急!!』闘志満開の鳴子カコイイ!

わたるん先生


今週の弱虫ペダルRIDE. 497『鳴子特急!!』。

鳴子がかっこいい、ただただかっこいいです。んでもって、しつこい。
「1回だけ」の解釈が御堂筋と鳴子では随分と違っていたこと、このインターハイの裏(?)テーマは鳴子のリベンジマッチだったということ、今週ようやく気づきました。 ああそうだったんだ、どうりで鳴子の見せ場、鳴子と御堂筋の場面が多かったわけです。

そして今年鳴子は、クリス・フルームになるんでしょうか?


お母さんな鳴子

そんな心配そうな空気出すなや 小野田くん ついでにスカシ
悲しい顔しとるの伝わってくるで 小野田くん
ワイは天才鳴子章吉やで
心配すなや まかせとけ


相変わらず坂道に対してはお母さんな鳴子。

その背中から坂道もまた感じとるものがあって、ちゃんとまた少し成長してて、読んでいてまたお母さん気分になってしまいました。

鏑木が散る間際「鏑木一差!」とフルネーム呼び捨てした時も、坂道ちょっと成長したなぁ、とお母さん気分になりましたが、ここでもまた坂道が少し大人になった姿にグッときました。

去年の3日目、最後の登りで「カーブの右か左、言うてくれるか?」と光を失いつつあった鳴子に頼まれ、グッと気持ちをこらえてトレインに戻った時のようです。


鳴子くん‼
「もうこれ以上はやめて」…………‼
鳴… ……… 違う‼

と言いかけたところからブンブンと首を左右に強く振り、心に浮かんだ気持ちと言葉を振り払い、

違う
今やるべきことは、止めることじゃない‼


一緒に前を___鳴子くん‼


と鳴子の想いを受け取り、前を向いて走る坂道。 確実に力強さが増してます。 鳴子の強さが伝播したって感じですね。

信号機のこういう言葉を介さなくても伝わりあってしまうところが大好きです。

やっぱりスカシは「ついで」扱いなところも(笑


しつこい鳴子

御堂筋を振り返らせるのはいつも鳴子。
御堂筋が慌てた表情を浮かべる相手もいつも鳴子。
坂道と真波以外で御堂筋がバカにした態度をとらないのも鳴子。

御堂筋と鳴子の因縁は、今泉とのそれよりもはるかに強いライバル関係になってしまってるようです。

「1回限り」て‼
せやのに初日もゴール前
昨日も山ではりついて
そして今日もて‼
しつこいわ


そう、今年のインターハイの初日スタート前、京伏のテントへ鳴子がやってきて勝負宣言をしたとき。
御堂筋は「1回限りやで」と言い、鳴子は「充分や」と返したあのとき。

鳴子の”1回”と、御堂筋の”1回”はまったく違う意味だったんですね。 ここまで来てようやくわかりました。


勝負いうんはな
決着つくまでが勝負いうんじゃ 御堂筋‼
派手にやろうや 御堂筋‼
最後の勝負を‼

なるほどなー、と。 御堂筋は言葉どおり「シングル勝負」一回だけのつもりだったけど、 鳴子は「決着つくまでの全てが一続きの勝負」という解釈だったんですね。

そりゃ、しつこいわけです。
終わってないんだから。
勝負の途中なんだから。


いよいよ決着がつく最後の闘いなら、そりゃエネルギーも湧いてきますね。


クリス・フルームになるの? 鳴子?

ああ そうや
も1コ… 軽量化し忘れとったのがあったわ


これ(サドル)も もういらんな
どうや これが鳴子流
派手究極軽量化登り(デーハーきゅうきょくライトウエイトクライム)や‼


え、まじ?
鳴子、今年はクリス・フルームでいくの?

去年初めて登りで魅せたときに繰り出した必殺技は「アームストロング・クライム」でした。 今年はこんなふうにフレームに体を乗せて、登っちゃうんですかね?


Chris Froome descending TDF stage 8

シリアスな場面ですが、つい想像してクスッと笑ってしまいました。

人目ひくし、鳴子ならやってくれそう。


どこからどう見てもかっこいい鳴子

今泉も御堂筋も驚くほどに速いということは、去年よりもはるかに速く登ってるってことですよね。

いったいあの小さな体のどこにそんな力が残っていたのか? と思うほどパワーもエネルギーもフルチャージされたかのように登りだした鳴子。

闘争心に火がつくと、ここまでエネルギーって湧いてくるものなんでしょうか。

あっという間に御堂筋に追い抜かれたことで、自分の最後の仕事場をここと決めた鳴子。

冬の大阪での敗北から

ディープホイールを捨ててオールラウンダーに転向してからの努力も、
初日スタート前に御堂筋と交わした勝負の約束も、
1日目小鞠が起こした混乱に乗じて飛び出した御堂筋をぴったりマークしてからゴールまでの二人旅も、
2日目一瞬の判断で京伏に食らいつき、チームが追いつくまで踏ん張った足止めも、


そのすべてがここに集約されて「最後の勝負」になるのですね。

石垣くんの

御堂筋 悔しさは 人を何倍も強くするんや


の言葉どおりに何倍も速くなってきた鳴子。


あと100メートル追いついて終わり、なんてそんなつまらない終わり方ではなく、そこから御堂筋とのもうひと勝負、めちゃくちゃ期待してしまいます。 先週まで、もう鳴子が散ってしまう、とひたすら悲しかったのが嘘のように、これからの鳴子と御堂筋のバトルにワクワクし始めています。

アニメのGLORY LINE(4期)の

LINE 3 『約束の時』
LINE 4 『覚悟の5人』
LINE 5 『削る3秒』

思わずこのへん見直してしまいました。
もう3期のNEW GENERATION のRIDE 6 『鳴子vs御堂筋』からの鳴子と御堂筋のすべての場面、じっくり見返して読み返すしかないです。

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鳴子の派手な勝負をみられるのだと思うと、エネルギー湧いてきました。

弱虫ペダルRIDE.497『鳴子特急!!』
この一言が次週にああいうふうにつながるとは……

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