弱虫ペダルRIDE.495『捕食』絵的に神回
わたるん先生
今週の弱虫ペダルRIDE. 495『捕食』。
特大サイズの御堂筋。もう笑うしかありません。先生遊んでますよね、絶対。描いているのが楽しくて楽しくてしょうがない、そんな雰囲気が紙面を覆ってます。
鳴子には一瞬ヒヤッとさせられました。心臓に悪いです。
御堂筋、ゴジラ化。
みどくん、これ国道壊してませんか? 国交省から請求書きますよ!てか、後続まだまだいるんですから、落石とかやめましょうね。
黒田と真波が食われそうなところは、どこかの巨人マンガかと錯覚しそうだし、今週3っつもある見開きのうち2回は御堂筋どアップだし、特別待遇が過ぎやしませんか。先生?! もちろんそれだけの扱いを受けるにふさわしい特別なキャラクターだと思うし、大好きですけど、どんどん人外になっていくその度合いが加速している気がします。本誌のB5サイズが狭くてきつそうで、ちょっとかわいそうな気さえしました。
折りたたみ式の特大紙面とか工夫した方がいいのではないかと思ってしまいます。ふろくでカラーポスターがついているときみたいな、あんなやつ。巻頭カラーじゃなくて連載の普通のページで、そのページだけ折りたたまれていて広げたらぬうぅぅーっと巨大なみどくんが現れる。斬新な紙面構成とかいって話題になりそうですね。印刷と製本大変でしょうけど。なんか見てみたくなってきました。みどくんが3年生最後のインハイ3日目で総仕上げとしてどうでしょうか?
今泉、ギリギリの中でも少し余裕出てきた?
追い上げてきた御堂筋に気づいた今泉のひと言め、ちょっと笑ってしまいました。
くそ‼ この忙しい時に‼ 御堂筋‼
この忙しい時に、という言い方に今泉の成長を感じてしまった自分に笑った、とも言えるのですが、以前の今泉だったらこんな言い方しなかったんじゃないかな、って思ったんです。
長年御堂筋に(あと箱学のエースアシストにも)さんざんコケにされ心理攻撃で弄ばれてきた今泉が、追いついてきそうな御堂筋に対して、脅威よりもくそ、じゃますんな!っていう立ち向かう感情の方が強く現れたのって今までで初めてじゃないかと思ったのです(いち解釈ですけど)。 これも主観的な印象ですが、隣のコマの黒田のほうが焦りの色が濃くて、今泉は「嫌だけど想定範囲」と思っているように見えて、御堂筋御堂筋って肩に力が入っていた去年に比べると、はるかに御堂筋に対する耐性がついてきたなと感じました。
3日目の男、今泉。このあと期待できそうで楽しみです!
鳴子、脅かさないで
すわ、落車か?!と肝を冷やしました!
ほんと、心臓に悪いです。ページをめくる手が一瞬止まりそうでした。
めくったらがっしゃーん、と赤いピナレロがひっくり返ってるんじゃないかと。
めくってみたら、ストップモーションのような見開き。すごいスピードで御堂筋が追い抜いていく疾走感と、段差拾ってしまって宙に浮いた鳴子とそれを振り返る坂道、今泉の総北3人の、時も止まり音も消えた一瞬。まさに正反対の二つの描写がみごとに一枚に収まっていて、目が釘づけでした。ヒリヒリする緊張感です。額に入れて飾っておきたい。なんだろう、この鋭さ。突き刺すような一枚。神コマでした。
箱学があっさり抜かれすぎ、とかも思いましたが、そんなのどうでも良いくらいこの見開きにはやられました。