ここ試験でるとこ。人それぞれ、見ているものは違う。
わたるん先生
”人は見たいものしか見ない”って”あるある”、日常のどこにでも転がっていますね。
今週の弱虫ペダルアニメ第5回は、世間的にはユキちゃん (黒田雪成) 回だったようなのですが。
鳴子とみどくんしか眼中にない私は、
「削る3秒」というサブタイトルを見ても
ゴールが決まるっていうのをやんわりぼかすために直前のサブタイを使ったんだろう
ぐらいにしか思わず。
黒田の落車シーンを見ても
アニメだと動きが違うなー、
カラーで血の色が見えるとリアルに痛そうだなー、
動画の表現力ってこういうところに出るのかー。
骨折れてないのかなー、
すごいなー、
これでリタイアしないのはさすが箱学。
としか思わず。
むしろバックに流れる曲に持って行かれてしまう始末。
ここでこの曲流すの、もう無理。
映像は富士五合目のゴールライン前。
心は時空を超えて飛んで行ってしまい。
つゆほども黒田に感情移入できなくて。
でもよく考えてみると、こう描こうという意図がその後ろにはあったはずで。
黒田の落車をよりドラマティックに派手に描こう、という意図があったのでしょう。
黒田のドラマを期待している人が(おそらく大勢)いる、という証ですね。
ああ私ってマイノリティなんだ、
と思い知りました。
そういえば2月4日は黒田の誕生日だった!知ってたけど
あまり興味がないと、目に映っていても耳に入っていてもちっとも頭や心には入ってこなくて。
まさにあるある、だなぁと思いました。
逆に”一般的にはキモい”ものでも、興味のあるものは愛だったり可笑しみの対象に容易に格上げされてしまうのだと実感したのも今回です。
沿道の女性の観客が
何あの111番の人、気持ち悪い! ムリ!
といった御堂筋。
そりゃそうだ、気持ち悪いです。
それ全然普通の感覚です。
舌ベロ〜〜ンでよだれ流して、変な体勢で自転車乗ってるし
いってる言葉はモラ!とかさっぱりわけわからないし
それがちっとも気にならなくなってる自分にびっくりです。
初見ではキモかったんですが。
今ではもう笑いの対象にしかなってなくて。
どっちかというと楽しみに”待って”います。
生き物のように動く舌
汗と見間違うほど飛び散るよだれ
そして
絵もさることながら
予想を裏切らない遊佐さんの声
(キャスティング、すごいですよね。神)
アニメで見る動くみどくんは
躍動感に満ち溢れていて(?)
大爆笑
この後2日目ゴール前のあの場面なんて、
もう楽しみで楽しみでそわそわしています。
どんだけ目一杯気持ち悪く描かれるんだろう?!
作画さん、クリエイティブなやつ期待してます!!
頑張って!(そこか!)
みどくんがいなければ、弱虫ペダルはこんなに面白くなってない。
この点はみどくん好きじゃない人でも同意してもらえると思うのですが。
それにしてもこの妖怪っぷり。
先生もよくインタビューとかで、「あれには驚いた」とおっしゃっていますけど(笑
ああ私。
自分で認識してる以上にみどくん好きなんだ。
改めて、しみじみ感じました。
生み出してくださってありがとうございます。
それにしても。
みんなが自分と同じだと思っちゃいけないですね。
心によくよく留めておきます。
本当に人間て勝手なものだなあ
おもしろい!