弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

ビアンキをお迎えするのを邪魔していたもの

わたるん先生

今日近くを散歩しながら、ビアンキをお迎えした時のことを想像していたのです。
目に映っていたのに全く見えていなかったものが見え、無意識で気づいていなかった”自分でかけていた制限”が見えちゃって笑ってしまいました。

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荒北モデルと言われているSEMPRE PRO
Bianchiより拝借


ロードに乗りたい。
風を感じて走る気持ち良さを味わいたい。
荒北さんと同じビアンキに乗りたい。

そう願っているくせに

ビアンキ資金まだ全然ー
まだ置き場所確保できてないしー

と誰に言い訳をしているのか、
お迎えの準備をしているようでしていませんでした。

もしかして、自分でなにかブレーキかけてるんじゃ?
とよーく自分の内側を観察してみたところ、

お迎えした先に不安を抱いている自分を発見。

ちゃんと乗れるかしら?

という不安が胸の底の方にピタッと貼りついていました。

自転車に乗っていい気分を味わいたい、

なのにそもそも乗れないかもしれないと漠然とした不安が、乗れていない自分をイメージさせてしまい、爽快に乗りこなすイメージにもやをかけていたんです。

すぐに思い当たることがありました。
いわゆる「過去の記憶に引っ張られる」というあれです。

グループで20キロほどを走る体験ライド的なものに参加した時、バイクコントロールが下手でハンドルをうまく切れず、みんなは側道に入ったのに一人車道をしばらく走る羽目になったことがありました。

その前に別のところで試乗したときは、戻ってきて降りる時にうまく降りられず転んで膝をすりむきました。

”恥ずかしい!”という気持ちと”私にはバイクコントロールに必要な運動神経が決定的に欠落してるんじゃ?”という強い疑いがその時に自分の心の中に根づいたのだと思います。

「基本的には乗れてるし、練習すれば大丈夫ですよ。気にすることない。」 とグループライドを先導してくれたスタッフの人は帰りに慰めてくれましたが、練習ってどこでするの?誰に教わるの?と漠然とした不安は残ったままでした。
その体験ライドのスタッフの人たちは親切だけど、場所が家から遠く頼れそうにはないし、周りにロード乗りはいないし、チームに入るといってもあてはないし、練習できる環境が思いつかなかったのです。

ああそうか、だからなんだ。
気づいたらもうおかしくて、笑うしかありませんでした。

そりゃあビアンキちゃん、うちに来ないはずです。

欲しい未来を描いてるつもりだったのに、
描いていたのは欲しくない未来だったんですもの。

欲しい未来と今の間に、巨大な石壁を自分で立てている感じ。
乗れてない、というイメージの石壁。

そりゃそんな未来欲しくないから準備の行動はとれないですね。

断捨離も進まないし、ビアンキ資金もたまらないのも当然のことです。

断捨離が進んでスペースができちゃって
ビアンキ資金が貯まって買えるようになっては

困るのだから(@o@

頭(思考)と心の奥(潜在意識)が正反対のことを望んでいると、思考の望みは叶えられない、という典型パターンでした。

なのに、不思議なことに1ヶ月ほど前からビアンキにまつわることがちょいちょい起こったり目の前に現れたりしたのです。

友達とご飯に行った近くにワイズロードがあった。
友達はちょっと遅れるといい、暇つぶしにと入ったワイズロードには SEMPRE PRO のチェレステカラーが置いてあった。
ああやっぱりこのチェレステだ、これしかないわとその時答え合わせが終わったようでした。
ARIAのチェレステもVIA NIRONEのチェレステもあったけど、やっぱりSEMPRE PROだわ、とずっと長い間迷って迷って迷い続けていたのがはっきりスッキリ。

それから数日して。
以前は気に入っていたけどもういらないとヤフオクに出していたものたちが続けて売れ、家の中のスペースがパカパカと空き始める兆しが見え始めて。

そして今日の散歩の途中。
家から少し離れたところで車線を仕切るポールが数メートルおきに立っていたのを見て、これがうちの近くにあればバイクコントロールの練習にぴったりなのに。 まあここまで来ればいいか、そう遠くないし。などとチラチラ思いながら歩いているうちに、そのあたりを走っているイメージがだんだん膨らんで、イメージが膨らむに連れて楽しい気持ちも膨らみ、心がどんどんウキウキしてきました。

そのままいい気分で家の近くの道を頭の中でなぞりながら、軽い登りもあるし、あそこを曲がればクランクの練習ができるし、下りを少しずつ漕ぐのを増やしていけば下りのスピード感も養えるか……と走っている絵を具体的に描きながら家の近くまで戻ってきた時に目に入ったもの。


すぐ近くの建物の前に並んでいた赤いトンガリくん。

コーン

おあつらえ向きに2メートルほどの間隔をあけて並んでいました。


えっ?!

毎日通っている道なのに
コーンはうっすら記憶にあったのに

全然見えてなかった

環境、あるじゃないの(笑
こんな近くに

見えました見えました。
バイクコントロールの練習をしている自分が。
めちゃくちゃビビッドに。
ヨロヨロしたりうまく止まれなかったりしてる姿も(笑。

色眼鏡を外した目で見たら、家の前の道に引かれている車線からはその上をゆっくりまっすぐ走る練習しているイメージが立ち上ってきました。

こういうのをアキXXXって言うんでしょうね。
目に映ってるのに見えてない。


みたい未来が見えない時は

何か勘違いしているか、
何か制限をかけているか、
いずれにしてもそれは

自分で「見えなく」しているの


と教えてもらったことがあったのですが、
まさにそれねと思いました。


断捨離はかどりそうな予感。







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