新しいラスクラ。ラスクラ、再び。最終勝負 OLD and NEW
わたるん先生
山岳賞が決まって、次号の楽しみは
葦木場&手嶋の勝負のあとは ハイタッチか、ハンドルコッツンか?
それとも中学時代のようにガシッと肩を組むか(RIDE473「冷たい雨」)
どうでもいいことなのかもしれないけど、めちゃくちゃ楽しみにしています。
ハンドル ゴッツンで始まった「二人の山岳賞」( RIDE474「響き合う震動(バイブレーション)」。
最後の勝負だ2人の
小学校5年から 千葉ですごした 5年間の
神奈川の 高校で走った 3年間の全部を賭けた 全開勝負だ!!
8年間の!!
最後の勝負といえばラスクラ。
というわけで、久しぶりにラスクラを読み返しました。
ラスクラ。
巻ちゃんと東堂。
三年生、最後のインターハイ。
最後の勝負。
そのラスクラは坂道が落車で最後尾に落ちてからの100人抜きでチームに追いついて実現したもの。
忘れてたわけじゃないけど、よみかえして「あっ!」と思わず声が出てしまいました。
落車した坂道に「100人抜け!」といって、背中を押したのは誰あろう手嶋純太。
純太の「お前ならできるさ!」がなければ実現しなかったラスクラ。
その時の純太の言葉。
俺は不可能だとは思っていない。
だったら見つけるんじゃないか。
あいつなりの、その加速装置ってやつ。(略)
そうかな。
俺が知ってる小野田は。
極限まで追い詰められて、どうしようもない。
そういう時こそ進化する男だぜ。
山岳賞ライン際で、葦木場がはっとして左を見た時の純太。
最後ぐっと踏み込んでぐんっとひと伸びしてますね。
リタイア覚悟で全開でチームを引いて、
ボロボロでもう倒れそう……からの葦木場との勝負。
その勝負のさなか、どんどん才能を開花し、
周りを驚かせ震わせて。
1年前小野田を評したとおりのことを自分が成し遂げちゃって。
ラスクラをお膳立てした男自身の最終勝負(ラスクラ)。
ラスクラとラスクラが1年後につながりました。
なんか嬉しい!
だから気になるんです、楽しみなんです。
巻ちゃんと東堂のラスクラはハイタッチで始まり、ハイタッチで終わりました。
手嶋と葦木場のNEWラスクラ、二人は闘いのあとの気持ちをどうあらわすんだろう。