弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

わたるん先生、弱虫ペダルをこの世に生み出してくれて、ほんとうに本当にありがとう

 

わたるん先生

 

弱虫ペダル、というマンガを描いてくださってほんとうにありがとうございます。
坂道くんや巻ちゃん、荒北さんや福ちゃん、手嶋さんに青八木さん
鳴子くんに今泉くんに、御堂筋くん。
全てのキャラクター、みんなみんな大好きです。

彼らに出会って、自分の内側からいろいろなものが生まれてくることを感じました。
全力を出すことの気持ちよさ
まっすぐ進む人が周りに与える影響の大きさ
自転車で風を感じて走るときの爽快感と、生きている感じ

弱虫ペダルは私にいろんなことを教えてくれました
そして、自分の中にいろいろなものがまだまだあるんだ、
ということを発見しました。

ここ数年、迷ったり不安になったり、自信を失ったり
そんなことが続いて、もう私は小さい頃のように無邪気に笑ったり、
希望に向かって進むなんてことはないのかもしれない

そんな風に思っていた時、ほんのちょっとした偶然から弱虫ペダルに再会しました。
そう「再会」だったんです。
1期か2期かのアニメを夜中に見たことがあったのでした。
それを覚えていたのは、まきちゃんのおかげです。
緑の長い髪を左右に揺らしながら自転車で走っていく姿は紛れもなく巻ちゃん。
わたるん先生があんなに個性的な風貌に書いてくださったおかげで、
私はかろうじて弱虫ペダルの記憶を留めることができました。
坂道くんの丸くて大きなメガネもうっすらだけど確かに覚えています。

でもその時は、自転車部のお話なんだな、と知っただけで完全スルーしていました。
坂道くんのメガネと、緑の長い髪の巻ちゃんの風貌以外、何も記憶に残らなかったのです。

それが数年たって今年の春。
御堂筋くんのフィギュアを見る機会があって、弱虫ペダルに改めて興味が湧きました。
御堂筋くんの小さい頃のフィギュア、あんなに可愛いんですもの。
レンタルでDVDを借りてきました。
とりあえず3話か5話ぐらい見れば、どんな感じかわかるだろうと2巻ぐらい借りました。

そうしたら!

こんなに引き込まれるとは夢にも思いませんでした。
止まらないのです。
借りてきた手元にあったDVD一気に見終わってしまい、
借りられるだけ借りてくればよかったと大後悔です。
すぐに続きを借りに行きました。
GRAND ROADまで38+24=52話数日で見終わりました。

それだけじゃありません。
何度も何度も見ました。
インハイゴール直後の「獲ったよ」「ああ、信じてた」の場面は多分20回は見たと思います。

コミックスも全巻買いました。
我慢できず、週チャンまで毎週買うようになりました。

もう弱虫ペダルなしでは生きていけません。

どうしてこんなにも高校生の男の子の言葉に泣いてしまうだろうと思います。
ラスクラとか荒北さんが散るところとか、みんなが大好きな名場面は私ももちろん大好きで、コミックスを読むたび、アニメを見るたび、鼻をすすりながら声を出して泣いてしまいます。

だけど、読めば読むほど、なんでもない場面のなんでもない会話が
私を泣かしにかかってきます。

杉元くんは2年生になって、何度も私を泣かしてくれました。
鏑木はたった5ヶ月の間にあんなにも男らしく成長して泣かしてくれます。
荒北さんは卒業してもカッコ良すぎます。
ちょっと最初は嫌味な奴に見えた悠人だって、葦木場の背中を見て人間味がにじみ出てきました。

どの子も本当にいい子で、いろんなものを抱えながらどんどん成長していく。
その一つ一つのエピソード、会話、言葉に心を揺さぶられます。

私がどれだけこの子たちに力を、勇気をもらっているか
それをわたるん先生にお伝えしたいです。