おあずけの山岳賞……純太に獲らせてください！

わたるん先生

山岳賞、お預けですか＿＿＿＿！！！

のあとアニメ４期弱虫ペダル GLORY LINE の放送開始日の件からインハイ１日目ゴール前に意識が飛んでいってしまったので、改めて仕切り直します。

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今週の RIDE475 「のこり1.5kmの攻防！」

手嶋純太がどんどん違う人になっていってますね。

2年生の時は1年に負けてインハイには出られなかった悔しさを乗り越えて
坂道の進化を信じ、サポートにも徹し
金城さんからキャプテンを任されて総北を預けられ
巻ちゃんから「お前は登れ」と言われてクライマーになり
峰ヶ山ヒルクライムでは周囲を揺らすバイブレーションクライム（今命名しました）で坂道を立ち直らせ

それでも相変わらず「俺は弱い」って凡人面を貫いていましたけど、

3年生の合宿ではそれまで一度も勝ったことないのゴールスプリントで「天才古賀」に勝ち
インハイ１日目にこれまた天才の真波と山岳賞を競い
その正々堂々とした戦い方で真波に「あなたは強かった」と言わせ
その話を後から聞いたアブに自身の非礼を「すまなかった」と素直に謝らせてしまうほどに

どんどん強くなり、周りに認めさせていく手嶋純太

くるなら

こいよ‼

シキバァ‼

といっている顔は、”弱い”人の顔ではありません。
凡人なんて言ったら、ほんとの凡人から抗議が殺到します！

人って本当にどんどん変わっていくし、成長していけるのだなぁ。
「私も」「俺も」と、読んでいるものに希望の光を注いでくれる純太。

小さなことを積み重ねるのってシンプルゆえに続けるのが難しいですよね。
大きな変化は「おっ、俺変わった」「あ、私成長してる」って目につきやすいので、モチベーションも維持しやすいです。
けれど小さなことをコツコツ積み重ねている時って、自分がどれくらい変わっているのか成長しているのかがなかなか見えなくて、つい、こんなもんでいいかと手を抜いたり、１日ぐらいまあいいだろうとサボったり、そしていつの間にか惰性になってしまったりしてしまいます。
人間は省エネが大好きな生き物だから。

小さな変化は確実に起こっているはずなのに、変化の度合いがわずかだったり、分かりやすく進歩・成長の幅が見えないとその変化を実感できず、自分のやっていることをなかなか信じられなくて挫けてしまう。

だからこそ小さなことを積み重ねることができる、努力し続けることができることそのものが才能と言えるのでしょう。

この間も思ったのですが、手嶋純太の才能って、やっぱり「みる力」、そしてみたものから何かを「気づく力」がベースにまずあるのですね。

life-is-road.hatenablog.com

他人の気持ちを思うことができるのも「気づく」力。
そしてその気持ちを思うことができるのは相手をよく「みて」いるから。

そして自分のことも、やっぱりよく見ているからこそ小さな変化を読み取りそれを次の推進力にすることができるし、「無理」と言いながらもまだいける、限界はこんなところじゃない、もっと先だ、と思ってさらに無理ができるのでしょう。

手嶋純太にかかると ”無理" さえも必殺ワザにしてしまえるのも、自分の限界を作るのは自分だということもよく知っているからこそですね。