「浪費」とは愛あるお金の使い方
わたるん先生
山神東堂尽八と赤いマメツブ鳴子章吉のお誕生月の8月が終わってしまいます。
お誕生日イラストがかわいくて、何度も何度も先生のブログ見に行ってしまいました。
その山神東堂のお誕生日8月8日に小学館から「浪費図鑑」という本が発行されたことをネットで知りました。
読みたいと思いました。
弱虫ペダルを知らなければ読みたいと思ったりしなかっただろうと思いました。
弱虫ペダルは、確実に私の世界を広げてくれたのです。
まず何よりも「弱虫ペダル」という作品そのもの
それから始まって
ロードレース、ロードバイクの世界
アニメグッズにものすごくお金を使う(先の本でいう浪費)アニメファンの世界
声優さんの魅力と、彼らがアイドルと変わらないかそれ以上に人気があること
声優さんのイベントのチケットの競争率が半端ないこと
漫画家さんのトークライブというものがあること(ペダルナイト^^)
今まで知らなかった世界の扉が幾つもいくつもバンバンバンと開いていきました。
扉が開くたび、わぁーっと思う反面新しい世界に一歩踏み出すのは一瞬とまどいます。
そこをエイっと飛び込んでみると知らなかった楽しみ、幸せを知るのでした。
自転車は広い世界へつないでくれる、と坂道くんも言ってたなと思い出すと
背中を押される感じでグッと足が前に出るのです。
扉が大きくても小さくても、
全くの未知の世界であっても知ってた世界の隣であっても、
新しい世界は等しく広がっている。
踏み出したわたし、グッジョブ^^
背中を押してくれた坂道くん、ありがとう^^
ペダルナイトでは、今まで見たことのない自分を発見しました。
生描きしてほしいキャラクターの名前を大声あげて叫ぶ自分に心底驚き、
荒北が散った場面を先生の朗読で聞きながら流れる涙の量にどうかしてしまったんじゃないかとさえ思い、
色紙よ当たれ!他の幸運すべて引き換えにしてもいいと祈る私を別の自分が呆れて眺めている。
ビックリ箱をひっくり返したように知らない自分、気づかなかった私が現れました。
浪費というとムダにお金を使うこと、何にも残らないこと
というイメージがつきがちだけど、
この本でいう浪費はどうもちょっと違うようです。
ここでは浪費は「愛あるお金の使い方」なんですよね、きっと。
(読んでないけど)
それならば、
私が弱虫ペダルを知ってからペダル関係に使ったお金はすべて「浪費」と断言できます。
額が多いか少ないか、そんなことは関係なく
確かに愛とともに差し出したお金だと胸を張って言えるし、
またそのお金を使って得たもの
ー コミックスだったり原画集、アクキーやぬいぐるみ、ドラマCDなどのグッズ ー や
ペダルナイトなどの参加したイベントのすべてから
それ以上の愛をもらっています。
自分の中で愛おしくて大切で、心をいつもあっため続けてくれている
そういうものたちを呼び寄せてくれた「浪費」は
全く後悔もなければ恥じることもない、すてきなお金の使い方です。