弱虫ペダル 実写映画 ネタバレ感想 今泉すごいことになってましたね!
わたるん先生
実写映画の弱ペダ、みてきました!
あの長い長いレースをどうやって2時間に収めるんだろう、どんな映画に仕上がるんだろう?
いろいろ想像しながら見に行きましたが、めちゃくちゃペダルでびっくりしました。
いろいろびっくりしましたが、ダントツで一番ビックリしたのが、今泉でした。
今泉が、、、、、優勝?!
ラストで震えがきてしまいました。
今泉が、、、、、優勝?!
映画をこれから見る予定の方が、うっかりこの文章を見てしまったらとても申し訳ないとは思うのですが(要はネタバレ)、本当にあのレースには驚きました。
2時間という映画にいろんなエピソードを詰め込むのには、相当なご苦労があったと思います。
欲張りたくなる気持ちはすごくわかります。
どのエピソードも素敵すぎて、捨てられないですもんね。
あの場面もこの場面も見たいし、あのセリフもこの言葉も残してほしい。
千葉予選という架空のレースに置き換えてありましたが、集団落車も100人抜きも、巻ちゃんが山で飛び出せないのも、インハイの名場面ばかりでした。
最後を1年生に託すところでは、先輩たちが散っていなくてゴールできるというところが感慨深く、チーム総北全員ゴールって新鮮だなと思いながら見ていました。
そんなこんなは、2時間という長さに収めるための工夫だと思いながら見られていましたが、坂道がゴールに届けたものには、驚きと困惑で、映画館でソワソワしてしまいました。
だって、
ジャージじゃなくて
今泉届けちゃったんですね!
先生も原作で描かれていない、まさかの今泉優勝。
エースはオレです
もなしにさらっと優勝しちゃって、驚きしかありませんでした。
同時に、先生が描かれる今泉の優勝シーンってどうなるんだろう?
と新たな妄想が生まれました。
今までずっと坂道を送り出してきた今泉が、 正真正銘エースとしてゴールラインを割る瞬間。
めちゃくちゃ楽しみです!
今泉の優勝シーンは、次のどっちかだろうとかってに決め込んでいました。
高校生の間なら信号機3人の手つなぎで
単独優勝は、大学編(スペアバイク)かプロチーム編で
だけど、エースの今泉を坂道がゴールに届ける、というシンプルな勝ち方を実写映画で見て、これありだよね、むしろみたいかもと思うようになりました。
3年生のインハイ、これで総北の総合優勝でもいいですよ、先生^^
キャストの脚に目がクギ付け
いよいよ本日公開です!!! 映画「弱虫ペダル」実はチームも撮影協力しておりますので、夏休みのベストタイミング、是非沢山の方に映画館に足を運んでいただければと思います😀 エンドロールに「弱虫ペダル サイクリングチーム」が載っているかも!?
弱虫ペダル サイクリングチームさんの投稿 2020年8月13日木曜日
キャストのみなさんが、CGでなく本当に自転車をガチで漕いでるのがすごいと、先生もコメントをされていましたが、本当にすごかったです。
みんな太ももとかふくらはぎが成長していて、ガチで練習したんだなとわかる足になっていました。
1年生のインターハイ後の休養明けに、手嶋さんと青八木さんの足を見た鳴子が
めっちゃ練習しとる脚や
といった時みたいな気持ちになりました。
エキストラで出演のアマチュアライダーの皆さんや、弱虫ペダルサイクリングチームの選手の皆さんなど、ガチ勢が混じっていることでレースの集団がとてもレースらしかったです。
もちろん、エンドロールもバッチリチェックしましたよ!
6人の選手名が出ていたと思います。エンドロールの流れが思ったより早くて、全員分負えなかったのですが、前田公平選手の名前だけは確認しました!
中でも、ライバル校の設定の南総高校の選手?が、ボトルを逆手で持って飲んだあとに、太ももでパンッとキャップをしてホルダーに戻す一連の動きに見惚れてしまいました。
海の上の橋をパレードランで走っていく様子は、劇場版の熊本火の国レースを思い出させてくれましたし、ああ自転車最高!ってニヤニヤしながら見ていました。
やっぱりロードレース最高です。
アニペダもぜひ5期みたいです〜〜!
(と先生に叫んだらテレ東に届きますかね???)
弱虫ペダル 御堂筋バルーンに会ってきた!@週刊少年チャンピオン 創刊50周年大感謝祭
わたるん先生
行ってきました、秋葉原UDXギャラリー。
週刊少年チャンピオン 創刊50周年大感謝祭で出会ったみどくんは予想を超えてでかかったです。
まさか動くと思ってなかったので、入り口でびっくり!
ふわふわ動くみどくんはキモかわいくて、会いに行ってよかったです。
週刊少年チャンピオン 創刊50周年おめでとうございます
今年は週刊少年チャンピオンが創刊50周年を迎えるということで、
年明けからの初代背表紙から始まっていたいろんなアニバーサリー企画の節目となる創刊50周年大感謝祭、告知が始まった時からとても楽しみにしていました。
人気連載作のマニフェストやクラファン(クラウドファンディング)企画はどれも特徴があっておもしろそうでしたが、ファンのひいき目を300%ぐらい削ってもわたるん先生の「御堂筋バルーン企画」は別格のワクワク感でした。
正直はじめはちょっとイメージが湧かなかったんですよね。
巨大なみどくんのバルーン?ん?え?って感じで、凄そうでワクワクはするものの、どんな感じになるのか現実味が薄くて。
でもきっとRIDE.495『捕食』(58巻)やRIDE.485『最後の8人』(57巻)の巨人のようなみどくんの雰囲気が味わえるに違いないと信じて、できたものを楽しみにしようと思っていました。
感謝祭はそれはそれで楽しみにするとして、毎週のレジェンド作品復活掲載や編集長のインタビュー、チャンピオンのマークの由来とかのヒストリー話がどれも感慨深くて、小学校の頃クラスでドカベンを回し読みしながら優勝校予想の賭けをしたり、テレビでガキデカを見て親に怒られたことなんかを思い出していました。
古いレジェンド作品を読むと、今の作品とはコマ割りや台詞の量がぜんぜん違うのですね。漫画も時代とともにどんどん変わってきているのだということがよくわかり、興味深かったです。
そして感謝祭当日、会場に行ってみると過去から今までの主なキャラたちが所狭しと並んでる大きな看板と本誌の表紙たちが出迎えてくれました。
知ってはいたけど、坂道がブラックジャックやキューティーハニーやバビル2世やこまわり君と一緒にいるのを見ると坂道すげーと改めて思ってしまいました。
この寄せ書きも、ほんの短いメッセージにいっぱい愛が詰まっていて、一つ一つ読んでいると泣きそうでした。
巨大なバルーンみどくんのお出迎え
入って何歩も行かないうちから、ものすごい存在感の「御堂筋バルーン」。
みんなが写真を撮りまくっていて、キャラ看板に見入っている時も気になってしょうがないほどでした。
けど、残念ながら慄けませんでした。
かわいすぎて。
バルーンってこういうことだったのか!
と実物を見て合点がいきました。
空気が入ると手が「捕食」するかのように動き、舌がぺろぺろするみどくんはいつまでも見ていたいほど飽きなかったです。
他の来場者の皆さんも、ここは絶対素通りできないという感じで、スマホや一眼レフのシャッターを切りまくる音が絶えませんでした。
お互い撮りたい気持ちがよくわかるから、なんとなく譲り合ったり、前を通る時には腰をかがめたり撮り終わるのを待ったり、という配慮が自然ですごくいい雰囲気でしたよ。
マニフェストのウィンドブレーカーも楽しみ
中の会場にあったのは、マニフェストのサイクルアパレル3点のうちウインドブレーカーのデザイン画と4校のジャージ。
呉南も並んでいたのには感動しました。
ありがとうございます!
そして、ウインドブレーカーには熊台のピンクまであしらわれていて、ちょうど5色になっているのがまるでマイヨ・アルカンシェルみたい!
かっこよかったです。
先生絶対狙って5色にされたんですよね、あれ⁉︎
絶対買います!
ネックウォーマーも輪行バッグも、めちゃくちゃ楽しみにしています!!
遊佐ボイスフル再生でバルーン御堂筋をじっくり
帰りに会場を出ようとした時、みどくんの後ろ姿を見て、このバルーンすごいなと思いました。
腿からお尻、腰から背中がみどくんなんですよね!
先生の絵がバルーンで立体的に再現されてて、空気が入るとちゃんと走ってる御堂筋の後ろ姿になってました。
ここでようやくぶるっと慄きました。
そのこだわりに。
改めて手先とか舌先の立体縫製をまじまじと見てしまいました。
顔の下まで入ってみると、舌が目の前までべろ〜〜〜〜んときて、ぞくっとさせてくれます。
キレイな歯並びもバッチリ!
もうずっと頭の中で遊佐さんの声が響きわたってました。
湧け‼︎
慄け‼︎
震えろ、歓喜しろ‼︎
そう ボクが
全てを制した男‼︎
覆す男‼︎
御堂筋
翔くんや‼︎
今日このレース
たった一人の
勝利者や‼︎
RIDE. 415『勝利者』(49巻)
はい、その通りです。
今日のこの1日はみどくんが勝利者、みどくんに会いに行っただけ、と言っても過言ではない感謝祭でした。
弱虫ペダル58巻-RIDE.495『捕食』をU-NEXTのポイントを利用して読む
弱虫ペダルRIDE. 544『それぞれの表彰』 荒北さん真波泣かした!
わたるん先生
今週の弱虫ペダルRIDE. 544『それぞれの表彰』。
勝敗がついて、ライバル同士がねぎらい、栄誉を称えあういい場面でした。 どの言葉も、すごく沁みます。 今まで一緒に走ってきた読者としても、みんなにお疲れさまと声をかけたい回でした。
荒北さん、真波を泣かしたな!
いやまさかね、真波に一番に声をかけたのが荒北さんだとは思いませんでした。
相変わらず先輩に探されてる真波。 らしいなぁと思いつつも、今年の真波は景色を見ていても涙を流してないですね。 ゴール直後も
全開でやった。出せるものは出した。
キミの方が少しだけ、想いが強かったってことだ。今は後悔はないよ。RIDE. 541『長い闘いの終わり』
と言っていただけに、負けて悔いなしの真波でしたが。 それを泣かした荒北さんの言葉、かっこよすぎて、見開きめくった瞬間泣けました。
意外すぎて、脳内再生さえ追いつかなかったぐらいです。
普段読んでいる時は、荒北さんの言葉は全てよっちん(吉野裕行さん)の声でバッチリ再生されるのですが、あの
そうだよ
は、うまく再生できませんでした。 なんというか「そうだよ」の感情がすぐにイメージできなかったんです。
真波もびっくりしてましたよね。 頭グシャってされた顔、3コマ少しずつ変わる表情がとても良かったです。
びっくりして、
その言葉を噛み締めて、
荒北の思いが伝わって、
泣いちゃった。
この二人、まったく違うタイプですが
違うタイプとしてちゃんと認め合ってるのがすごい伝わってきました。
それは去年、呉南の待宮とのバトルを共にくぐり抜けてきたという 共有体験を通じて築かれたものだと思うのですが、あれを境に荒北が真波を「不思議チャン」を呼ぶときの気持ちってガラッと変わったのだろうなと思います。
ただ不思議なんじゃなくて、自分とは違うけどすげーヤツだ。 荒北なりの敬意を込めた「不思議チャン」。
真波も真波で、呉南を引き離してチームに追いついてすぐに最後の力でチームを引ききって散った荒北を「すごい人だったな」って。
一緒に走ったあの時間がお互いに強烈な印象とリスペクトの念を与えたのですよね。
今年真波が破れた瞬間、荒北さんは真波になんて声かけるのだろうっていうのが一番に頭をよぎりました。
だからこの二人のシーンが真波とOBとの最初の会話シーンですごく嬉しかったです。
当然東堂は必ず真波に声をかけてると思うのですが、
もしかしたら見えてないところで東堂がすでに声をかけてる可能性は十分あると思うのですが、
荒北さんとの場面を最初に見せてもらえて本当にありがとうございます。
荒北さん、かっこよすぎです。
大学生になってちょっとだけ大人になった分、さらにかっこよくなってて困ります。
アブもお疲れさま!
またも__ゴールを奪われてしまったか、真波よ__。
アブにとってもこの1年、この上なく重たい1年だったのでこの心の声は本当に切ないです。
アブが正式に主将に決まる時の経緯を考えると、箱学に勝たせてあげたかった気持ちがこみ上げてきます。
1年前のゴール後、福ちゃん、新開さん、東堂の前で悔し涙を流しながらもきっぱりと、真波が次の勝利を誓ったと聞いたアブが自分のことを重ねてしまうのも容易に想像できます。
負けを肌で感じていた2人にしかわからないもの同士の想いは真波とアブの中でずっと途切れることなく燃える闘志となって2人を突き動かし続けていたのだと思います。
どんなに他のレースで勝っても1度も真波を褒めなかったアブ。
褒めたところで真波もそんなに喜ばなかったんじゃないかと思いますね。
箱学レギュラーは全員がエースってこういうところに現れますね。
勝てなかったけど、立派にキャプテンを務めてきたアブには、心の底からおつかれさまの言葉を贈りたいです。
でも悔しいだろうなぁ。 帰ってから、ユキとシキバと3人になったら泣くんでしょうかね。
福ちゃんは? 新開さんは?? 東堂は???
今年の勝敗が決まってから気になってしょうがないのが、箱学OBがなんて声かけるのだろうということばかりでした。
東堂 → 真波
荒北 → 真波
福ちゃん → アブ
新開さん → アブ
他にも気になる組み合わせはあるのですが、この4組だけはなんて声をかけてどういった反応をするのかが気になって気になってしょうがないんですよね。
今回荒北さんと真波は描いてくださっていたので、モヤモヤが一つ晴れました(ついでに泣かされました)が、残りの3組、どうしても気になってしかたありません。
できれば、ゴール後の箱学だけで1冊特別編が欲しいくらいです。
6話ぐらい楽勝で読めます。
なんならスペバイ明早大学編でもいいです、観戦にいった福ちゃんと新開さんの1日とかで描いていただけたら・・・と願って待ってます。
みどくん 今年は動けるのか?!
最後のページでみどくん、いませんでしたね。
自転車もないってことは、自転車乗ってどこに行ったんでしょう?
落ちた順は鳴子の後なので、救護テントは鳴子と同じかそれよりもゴールに近いところだと思うんですが、ひょっとして表彰式見に行ったりしてるんでしょうか?
それとも京都帰っちゃった?
「アホらし」とかいって?
相変わらず真意の読めないみどくんですが、去年は72時間(?)眠り続けていたことを考えると、リタイア後数時間で動けている今年は体力は上がってるってことですよね。
来年怖いです・・・
とりあえず今日は、1年前荒北さんと真波(と坂道)が一緒に闘った、呉南との死闘を見たくてたまりません。
こういう時、動画配信サービスは助かりますね。見たいと思ったらすぐ見られる!U-NEXTは手放せなくなりました。
弱虫ペダル RIDE. 511『戦いの果て』 真波キタ!
わたるん先生
今週の弱虫ペダルRIDE. 511『戦いの果て』。
総北ワンツーフィニッシュに早くも暗雲。
そろそろ来る?もう来る?いよいよ来る?と毎週、ヒヤヒヤドキドキしながら、いつ上がっているかと思っていた箱学がついに現れました。
坂道の「鳴子くん」の言葉にかぶせての黒田と真波の背中には不気味さしか感じません。
真波と坂道の闘いが見たい、と言った前言撤回していいですか?
不吉な御堂筋の予言
落車してピクリとも動かない御堂筋をみつけて、一瞬止まろうかと考えた坂道。
坂道らしい反応です。
ですが。
そりゃないでしょ、先生〜!
いくら坂道でも、倒れている敵の様子を見るためにレース中に止まるってのは。
手嶋さん、青八木さん、鏑木、鳴子……散っていったみんなの顔を思い浮かべて、思いとどまってくれて心底ホッとしました。
もしここで止まったりしたら、さすがに ”ヾ(゚Д゚ )ォィォィ” ですよね。
優しい坂道の性格からして、御堂筋を心配する思いがよぎるのはわかります。
心配だからちょっと様子を、と思うのもしかたがないことかもしれません。
でも、この場面では甘いと言わざるをえません。
その甘さ、それをきっちり言葉にしてくれた御堂筋。
ここは御堂筋に同意せざるをえないですね。
まだゴールライン割ってないのだから。
今の総北の2人は御堂筋との闘いに今泉が勝利し、坂道も先頭に追いついたことでひと安心、どころかほっとしたのをを通り越してもう、二人旅でゴールを獲れるような雰囲気を醸し出しているのがすごく不安を誘います。
勝負はゴールを割るまでわからない
総北は追う時しかこの言葉を思い出さないんですかね。
ゴールラインを超えるまで気を抜くな、って言葉は何度となく出てきてるのに。
後ろまだいるっショ!ってツッコミたくなります。
そして今泉のこの言葉。
これも嫌な予感しか想起させません。
もし敵だったら、オレはもう対応できなかったよ
てことは、まさに今後ろから迫り来るプレッシャーにはもう対応できないってこと?
したら箱学2人に坂道1人でがんばれってこと?
おいおい今泉ぃ〜
エースでしょー。
トップゴール獲るんでしょー。
来週追いついてくるであろう黒田と真波にあっさりかわされ、呆然と背中を見送るのみってのだけは勘弁してください。
今泉の心の支え 坂道
今泉は坂道が追いついてくると、本当に嬉しそうな顔になりますよね。
御堂筋は今泉にとってはただのライバルではないので、その御堂筋をなんとか振り切り、気力も体力も絞りきった時にチームメイトが追いついてきてくれるっていうのは、力が湧くものだとは思うのですが、単にそれだけじゃないこの嬉しそうな今泉。
ありがとよ 坂道
オレさっき おまえの姿見えた時 けっこう感動したんだぜうん…‼
50巻の冒頭の3日目スタート前、テントの中での今泉と坂道の会話で
お前の『うん』には安心感あるな
RIDE. 426『カベを超えて』
といった時の今泉を思い出します。
経験、体格、戦績、どれを取っても圧倒的に坂道よりもたくさん持ってるはずの今泉が、ドシロートと言いながらも初めてその走りを見た時から気になって気になってどうにも無視することができなかった坂道に、自分にはない何かを見ているんでしょうね。
坂道の存在が今泉を支え、強くしているなっていうのをすごく感じます。
信号機のこういう関係性がとても好きです。
鳴子と今泉のお互い素直じゃない意地っ張りライバル関係も、坂道が入ったとたんに優しい空気になり、3人で一緒に頑張ろうとベクトルがすっと揃うところとか、段違いの経験を持つ鳴子と今泉が知識やテクニック的なことは教える側に回りながら、坂道のシンプルすぎるまっすぐさとか、実は鋼のように硬いメンタルにはっと気づかされるところとか。
意外なところで人に刺激を与え、他人の力を引き出していることがある。
みんなそれぞれ強みがあって、違う強みを掛け合わせるとさらに大きな力になる。
そんなことを思い出させてくれます。
と、ふんわりした空気もいいのですが。
脅威にしか見えない箱学の背中
今泉くんが言ってくれたワンツーフィニッシュのこと
話したら喜んでくれるかな鳴子くん
の「鳴子くん」にわざわざかぶせて現れた箱学2人のドローン映像のような上空からの背中姿。
サドルから腰を浮かせてペダルを踏む後ろ姿だけで十分すぎるほど、力強さが伝わってきます。顔が見えない分、より大きな脅威を感じます。
不思議ちゃんじゃないほうの真波。
めちゃくちゃ集中力が上がっている真波。
その真波の底力を分かった上でゴールまで届けようとしている黒田。
もうやだ。
来週から緊張の場面が続くのですよね。
また心臓に悪い週がずっと続くのですよね。
気になってドキドキが止まりません。
センターカラーはペダルナイトで見せてくださったあの2人ですね。
すごーくすごーく楽しみです。
(追)
今週のチャンピオンは、先日急逝された佐藤タカヒロ先生の追悼特集号でしたね。
通常はカラーかグラビアで華やかな表紙が、今回は佐藤先生が最後に残された巻頭カラー用の下書きの鉛筆画。赤と白と黒だけの表紙が、シンプルゆえにコンビニのラックでは逆に目立っていました。すごくかっこいい表紙でした。
佐藤先生の作品は読んでいなかったのですが、それでも急にお亡くなりになったことはチャンピオン読者として悲しかったです。『バチバチ』シリーズを愛読されていた皆さんのショックは、もしわたるん先生が連載中にお亡くなりになってしまったら(縁起でもない事をすみません)と想像するだけで受け止めきれないショックと悲しさだろうとお察しします。
追悼特集を読んでいて、アツい漫画だったのだな、人気だったのだな、というのをひしひしと感じました。
そして 小口(こぐち)のところに見つけた
「サ ヨ ナ ラ バ チ バ チ ア リ ガ ト ウ」の縦の文字。
時間をかけて追悼号の企画を立て、準備してきたチャンピオン編集部の皆さんの心意気と先生と作品への愛を感じました。
弱虫ペダル 10周年記念ペダルナイトツアーファイナル 夜の部
わたるん先生
ペダルナイトツアーファイナル 。
夜の部も旧3年生がメインテーマで、旧3年生ファンとしては1日至福の時でした。
毎回、ストーリーやキャラクター、漫画家というお仕事の舞台裏や自転車のためになる話など本当に楽しくてあっという間のペダルナイト。 今回も興味深い話や、貴重なカラーのできあがるまでのプロセスなどたくさん聞かせていただいてありがとうございました。幸せな幸せな、宝物の時間です。
≪夜公演≫ペダルナイト16~坂道・田所ヒメヒメ「戻ってきたぜ チーム総北」ナイト
ニコニコタイムシフトで見られるのは1週間、ロスを十分カバーしてくれました。
オープニング コール 呼び込み
通しだったので座席は同じでしたが、先生のルートが変わったために2度目のハイタッチは叶わず。でも1度でもハイタッチできただけで幸せです。
夜の部の先生のTシャツは、これまた予想通り坂道からの田所さん。 田所さんを着ての登場は初めて見ました。田所さんバージョンはプリント部分がほとんどで、ほぼ余白がなくて、文字どおり”全面”プリントになってるのが笑えます。
夜のコールも新バージョン。
先生の「タイムスリップしてください、1年前のあのインターハイのスタート、江ノ島に」という誘導にどの言葉が出てくるんだろう、田所さんのセリフは……と思いを巡らせていると、
あっちーなー、と蒸し風呂だぜ、でいきますよ、ときたので、おおそうくるか、と思いました。
横山さん曰く、このためにエアコンも止めたとか。何かと演出も細かいですね。
(先生)今日はあっちーなー (会場)蒸し風呂だぜ
で夜の部スタートです。
呼び込みは旧メンバー勢揃いで涙モノでした!
総北は金城さん(先生『誰も金城を呼び捨てにはしないですね』)、巻ちゃん、鳴子、今泉(今回もスカシ率高し、昔の今泉の顔がかわいい)の順。2人メンバーが遅れていて、今泉だけがそれを気にしているという仕立て、セリフも書き下ろしで凝ってる趣向でした。
箱学は福ちゃん&荒北さん、新開さん&泉田(先生『先輩の前ではアブって言わないですね』)、東堂&真波(先生『真波、昼間は昼寝好き?とか言ってましたが、こっちも先輩の前だと言いませんね』)と、みんなペアでの登場でした。これも珍しいですよね。
順番は違うけれど、アニメ弱虫ペダルGRANDE ROAD(2期)1クールのOP『Determination』をバックに出てくる組み合わせですね。絵もアブは坊主だし、真波は覚醒前の不思議ちゃん度が高くてかわいい感じがまだ強い絵で、懐かしくて嬉しくて。
京伏の石やんと御堂筋の後に、呉南のミヤとイビー。広島の2人は今回出番がないと思っていたので、すごく嬉しかったです。
そのあとのT2では会場がおお〜っとなりましたね。昔のT2。大画面で見ると、今との違いに改めて笑ってしまいました。締めは寒咲兄妹。
”遅れている” 2人は、お昼に引き続きめくり3連発からでしたが、迎えに来ました田所さん!を脳内で補完再生しながらスクリーンに映る絵を見ていました。
坂道はたいてい呼び込みトップバッターなので、トリって貴重ですね。坂道もかなり緊張してたんじゃないでしょうか。
この呼び込みのキャラのセリフも先生が考えて、打ち合わせして直しを入れて、というやり取りがあるんですね。ひとつのイベントの後ろではたくさんの人が動いているのだと、ありがたみを噛みしめました。
締め切りは落としたことがない!
締め切りはやぷったことないですね
冒頭トークで1日の仕事のスケジュールの話からの流れで、横山さんが締め切りって守ってます?と軽く質問した時の先生の答えで、会場も(どうやらニコ生も)おお〜と揺れましたね。
理由を聞いて、ストイックだなぁ先生と思いました。
慌てて書いて印刷に出た絵が荒れてるのはすごく後悔する
後悔したくないので、逆算して前倒しにやるようにしてる
絵が荒れているというストレスを避けるようにしてると結果的に間に合っちゃう
ニコ生で「単行本で直す先生いますよね」というコメントがあったらしいのに対しては、
単行本で直すと本編の作業が遅れて結局ストレスになるので、それは嫌だから結局初めからちゃんと描くようにしている
仕事に対する姿勢、時間管理術、といった仕事術的なところがお昼に続いて夜も語られ、漫画家という仕事は特殊な仕事に見えるけどどんな仕事にも共通するベースは変わらないのだなと改めて思いました。
こういう中から練習時間が生み出され、その風景をブログで見せていただいてるんですね。
今回のペダルナイトは昼・夜とも先生のお仕事面の話がとても印象に残りました。
冒頭でもうひとつ個人的に印象に残っているのが、10周年記念、500回記念のカラーが映し出されたときのお話。
主人公が(読者に)背中を向けるのはどうかとも思ったけど、「背中で語ることもあるので」と編集さんに言われてなるほどと思い、そのまま出した
編集さんのおっしゃる通りです!
ゼッケン1をつけた坂道の後ろ姿、頼もしくなったなぁと思いながら背中を見ていましたから。
ここから”なぜ主人公はエースじゃないのか?”というお話になり、
自転車レースはアシストの働きがとても重要で、それを描きたくて描き始めたが、思い描いた感じのアシストの姿が描けていると思う、と先生のアシスト論が炸裂。
うんうんとうなずきながら聞いていました。
エースは ”届けられる” 立場という言葉に、今年のツールで落車のあとずっと守られ、まさに”届けられ”ていくサガンの姿を思い出しました。
引っ張って戻すのもアシストの役目
裏方作業が多い
仕事を終えるとその選手は置き去りになる、レースに復帰できない
このへんの話を聞いている時は、頭の中ではマンガじゃなくて実際のレースの場面がよぎり、ああそうだよなぁ、急にスピードが落ちて後方に沈んでいくのを見る切なさが思い出されました。
ロードレースの面白さを坂道は体現している
先生も力説されていましたが、実際レースを見るようになってから、ロードレースはかなり独特だというのがよくわかるようになりました。
チームで戦うスポーツは多いし、監督から事細かに戦略・戦術を無線で選手が受け取るスポーツも他にもありますが、役割を終えると戦列から離れて最後の瞬間を迎えることができない、というのはちょっと思いつきません。
散りの美しさを描きたい
散るところは毎回力込めて書いてる
泣かされるわけです、毎回。
先生のそれだけの思いが絵に込められているのですものね。
これからも盛大に泣かせていただきます。
このあたりのお話は、ロードレースを見るようになってから、わかるー!と思える場面がほんとに増えました。 わかる場面の”数”が増えた、というだけでなくて、より刺さってくるというか、胸に迫ってきます。泣くことも当然増えたし、泣き方まで変わってきました。よりリアリティを感じられるようになって、号泣度も増えました。
ナマ読み語り 脱線多数発生
田所&坂道のヒメヒメ読み語りは、脱線多数発生の面白展開でしたね。
ちょいちょいさらっていこうとする新開さん
先生のヒメヒメアカペラ初披露
読み語りで”模試”の答えがすべて網羅されてしまう
ハプニング?事件?だらけでした。
新開さんったら本当にもうって感じで、隙あらばさらっていこうとしますね。
話を戻すと、実はペダルナイトで坂道について語ったことがあまりない、他のアシストたちがもうすごいので、というくだりですごい笑ってしまいました。
確かに濃い人ばっかりですものね、口うるさい人に、鬼に、不思議ちゃんに食べられそうに怖い人。
真波なんて初めから王子かよ、と原作者を驚かせるほど勝手に動き出すしと語る先生の表情がとても楽しそうで、先生とキャラクターたちの間の強い愛情と絆を垣間見た気がしました。
坂道の話に戻ると、
坂道のインスピレーションは『アメリ』という映画から。アメリがちっちゃいことを一歩一歩進んで行く姿から、こういうの描きたい!と思って出てきたのが小野田坂道
一歩一歩ステージアップさせたい
アメリってちょっと不思議ちゃんのお話という記憶なのですが、そんな話でしたっけ? 「アメリ」を見直そうというモチベーションが夏の入道雲のように湧きました。
編集さんって、重要な役割なんだなぁと改めて思ったのは一巻の表紙のお話。
先生は坂道の自転車をママチャリにしたかったけど、「これからこの絵はいろんなところに出ていくのでママチャリにするとロードバイク漫画だとわからないからダメです」と編集T氏に言われ、しごくもっともな話なので、ハイと従った。
あと、真面目な話から大爆笑になったこの話題、オチが最高すぎです。
田所はわかりやすいキャラクターにしたかった
いかにもスポ根な感じ、対してスポ根が苦手な坂道
この二人を掛け合わせたらどうだろう?
と思ったところから、坂道が田所を救出というアイディアが出た
田所は怖くて熱くて、坂道が苦手なスポ根の典型的なタイプ、まではみんなふむふむとまじめに聞いていましたが
怖いの最上級は食べられそうな荒北さんがいますけど、それはとりあえず置いといて
に会場大爆笑。私も大笑いしました。 いやほんとに。
救出相手が荒北さんだったら、坂道もあんなに力強く「助けに行かないといけないですね」とは言えなかったかもしれないですね。
大喜利コーナー(旧称:Q&Aコーナー)
もはや誰も普通の質問と回答を期待していないコーナー。
夜の部はいっそう、反射度が上がってましたねー。
Q. 田所さんが唯一苦手な食べ物はなんですか?
A. あーあーあーあー、鯵です。光りものが苦手です。
Q. 決して諦めない男の金城さんが諦めた事はありますか?
A. ドリンクバーで氷を入れまくる靖友に入れすぎだと5回注意しても 「ッセ!冷たくなきゃ飲みモンじゃねーンだヨ!」ときかないので、諦めた。
これ、洋南編で描いてください!
Q. T2でカラオケに行ったりしますか? 青八木も歌いますか?
A. 純太にふられると青八木も歌います。歌うのは純太に振られた時だけ。今泉に「青八木さんも歌ってくださいよ」と言われても「俺はいい」と歌わないですが、純太が「歌えよ」と頼むと「わかった」って言って歌います。青八木けっこう歌うまいです。
Q. 普段は無口な青八木さんが饒舌になるときはありますか?
A. 手嶋さんが言い間違えたときですね。「純太、それは違うな」
Q. もうすぐ文化祭の季節ですが、総北、箱学の文化祭の出し物はなんですか?
A. 箱学は葦木場がトーテムポールになります。総北は鏑木が射的の的になります。
このせいで、生描きコーナーのニコ生リクエストが「トーテムポール」祭りに。
Q. 以前、新開さんがおばあちゃん子かもしれないという話がありましたが、それ以来「おめさん」「やっこさん」という言葉遣いが気になるようになりました。新開さんの背後には老人達がいるんですか???
A. (先生これ、なんて答えたんでしたっけ?質問に笑いすぎて、答え覚えてないです)
Q. 凡人 手嶋純太が、カラオケ以外で天才な所は?
A. 有名なゴミ箱シュートですね、あとあれストローの袋をふってする ”ストローの袋ダーツ” みたいな。
って、あのふっとするやつ、ダーツだったんですか?
横から横山さん、「実は先生ゴミ箱シュートめちゃくちゃうまいんですよね」
Q. 福ちゃんが苦手な食べ物は?
A. 大根おろしです、「これは苦い!」
先生はお笑いがお好き、というのでこの反射もみんな納得してましたね。 でもお好きだという千鳥も、サンドウィッチマンも、そんな反射系の芸風じゃないはずなんですが……。
ツール・ド・夏休み2018後半 〜 先生のプライベート写真コーナー
昼の部に比べて写真が少ないなぁと思ったんですが、4枚を1枚にまとめたのが多かったんですよね。昼の部が押しすぎたので、時間短縮のために編集されたのだと推理しました。
先生イチオシの道、国道50号、安心院(あじむ)、湯布院、やまなみハイウェイと九州に旅行に行った時に通ったところがたくさん出てきて、また九州に行きたくなりました。
一部でもいいから今度行くときは自転車で走りたいです。 中でもやまなみハイウエイは景色も良くて快適な道と聞くと、とても惹かれるのですが、快適に走れる脚を作っておかないと地獄を見そうです。
キャラナマ描きはトーテムポール
夜の生描き、たぶん2度と出ないであろうレア葦木場が出現し、銅橋&鏑木がペアで描かれ、といろいろとレアモノがたくさん出ました。
おさらいすると、まず純太、次に”トーテムポール” 葦木場、3枚目からはペアで銅橋&鏑木、御堂筋&石垣さん、荒北&福ちゃん。
荒北さん昼に続けて夜も描いてもらえるとは思いませんでした。この福ちゃんとのツーショット、ほんと当たりたかったです。
ニコ生リクエストの「トーテムポール」「トーテムさん」には腹筋崩壊、涙流して笑いました。
あれはニコ生ならではですよね。
会場で「トーテムポール!」っていくら叫んでもきっと届かないし、そもそも会場でそれを叫ぼうとは思いつきません。
それをしっかり汲み取って、腕を伸ばして描く先生のサービス精神もさすがです。唯一無二の色紙の誕生でした。
ペダルナイト夜の部、こうやっておさらいしていたら大喜利のあのおかしさや、金城さんのリタイアまで飛び出した読み語りなど、もういちどみたい場面が次々浮かんできます。
今回もとても楽しい時間をありがとうございました。
ニコ生タイムシフトでもまた笑って、泣かせていただきました。
昼の部もとっても楽しかた!
弱虫ペダル 10周年記念ペダルナイトツアーファイナル 昼の部まとめ
わたるん先生
今日のペダルナイトツアーファイナル 。
昼の部も夜の部も、盛りだくさんすぎて全然メモも追いつきませんでした。
内容大ボリュームで昼夜とも予定の2時間を大幅に過ぎたのに、それでもあっという間で、気付いたら生描きタイムになっていて、それも連写してるうちに終わってしまいました。
質問コーナーの大喜利化の流れはもう止まらないようですね。可笑しくて可笑しくて涙が出ました。それにしても先生のあの反射的に出てくる答えが凄すぎです。 これはもうニコ生タイムシフト、絶対見て復習しなきゃおさまりません。
≪昼公演≫ペダルナイト15~巻島・東堂「ジャージや背中のゼッケンは関係ねェ 2人の男の闘いだ」ナイト、感想&まとめです。
オープニング コール 呼び込み
座席番号を見た時から狙ってましたが、先生入場の時、横を通ってもらえたのでハイタッチできて、ここからテンション上がりまくりです。
先生のTシャツは、予想通り東堂からの巻ちゃん。 早変わりがどんどんマジックのように上手になっていく先生。
今日のテーマは「東堂巻島の2人の男の闘いだ」なので、
コールも(先生)二人の男の ー (会場)闘いだ!
なかなか新しかったです。
メンバーの呼び込みもいつもよりたっぷりめだったような気がします。
新生総北から手嶋、青八木、鏑木(先生『ジャージ着なさい』)、鳴子、今泉(先生『呼び名は今泉でもスカシでもどちらでも〜』 → 横山さん『スカシ率多かったですね、やっぱり鳴子からのスカシですね』)、坂道(先生『坂道緊張してますね、ど お あって(笑』)
箱学はキャプテン泉田(先生『アブが一回多いですね』)、銅橋、悠人(先生『チャラい子がいますね、血ですかね』)、葦木場、黒田、真波(先生『真波残念、雨だよ〜』)
京伏は水田、ヤマ(先生『ヤマは最近、大活躍ですねー』)、木利屋&船津、小鞠、御堂筋(先生『ボクゥが言うと思うた?とか言ってますね』)
ちょいちょいさし挟まれる先生のコメントがツボで、すでに大笑いで腹筋痛いです。
続いてOB。 箱学3人(先生『誰でも好きな人呼んでくださいねー』から、『そうだ靖友!』と先生が福ちゃんの言葉を復唱w)、総北金城さん&田所さん
最後の2人は初めての試み。 他のメンバーと違って東堂と巻ちゃんだけ、めくり3連発からの巻ちゃぁぁん、東堂〜。この焦らされ感がよかったです!スペシャル感が満開でした。
後ろ姿3枚。後ろ姿っていうところがまたいい。
ストーリー、ネーム裏話
冒頭は横山さんからの質問からスタート。 中の人の話聞いていいですか?ってことでざっとまとめです。
Q) 編集さんは何代目ですか?
A) 今3代目 初代(かの有名なT氏、現在チャンピオン編集長)は30巻ぐらいまで、2代目が30〜35巻ぐらいまで、現在3代目。3代目は300話からと、キリのいい話数だった。
Q) 打ち合わせはどこでやってるんですか?
A) 基本先生の仕事場に編集さんに来てもらう。レースなど外に出た時は個室のあるところでご飯食べながらなど、曜日と時間は死守してる。一度ずらすとどんどんずれていくので、レース帰りのパーキングエリアから電話でやったりとか、ペダルナイト終わった後5時間楽屋で打ち合わせしたりとか、とにかく動かさないようにしてる
仕事術のお話になりました。
続いて本題の東堂・巻ちゃんの話へ。
Q) 巻島のキャラは初めからこんなの?
A) 自分的には気持ち悪い感じショショいうし、というか近寄りがたい感じの人にしたかった。3年の先輩って近寄りがたいとこあるでしょ。その近寄りがたい先輩が主人公のことを面倒見る感じ(特に可愛がるとかではないけど)で、距離を近づけたかった。こんなに巻島の人気が出るとは思わなかった。 総北と箱学のライバル関係を描くのに、福富と金城以外にもう一組あると厚みが出るなと思っていて、東堂は初めから口うるさい感じのつもりだったので、近寄りがたくてちょっとねじれてる巻島には口うるさい東堂をあてるといいのではと思った。 結果的に、2校の対決に厚みが出てよかった。
もっともっと聞いていたい話でした。この話題なら1週間ぶっ通しでもおけですよ!
原作者渡辺航先生のナマ読み語り
読み聞かせにそのまま突入。
いつも大のお気に入りのこのコーナーですが、自分で描いたご本人が載せる感情って、キャラの感情プラスアルファが載っていて独特だなと思います。 口調や声のトーンなどはアニメのキャストさんのマネのようでそうでもなくて、やっぱり坂道や金城さん、巻ちゃんに東堂、キャラ本人が喋っている気がします。
選ばれた場面は1日目山岳賞と小さな峠、間に回想と宿で監視されてる真波。 巻ちゃんと東堂の電話の会話は「これここでいりませんね」と編集さんに3話ぐらい前にボツにされたやつを「ここだ」と使った、とか、チラチラ裏話を聞くと、また読みたくてたまらなくなります。
先生の振り返りコメント、覚えている範囲でざっとまとめです。
1日目の山岳賞がここまでアツくなるとは思わなかった。
自分でも書いている時はアツくなって乗っていたが、主人公もほったらかしでいいのかと思っていた。
初めはあんまり反応もなく、面白かったのかどうかわからなかった。だんだんサイン会とかで、よかったですと後から聞くようになって、よかったと思った。
また見たい、という声をよく聞くようになって、どこかで描きたいと思っていたが、IH2年1日目の夜は台風オカンが来てBest Boyの帽子を配りまくったり(大爆笑)、御堂筋が2位のショックで走りに行ってしまいヤマが探しに出てすれ違ったりと、イベントが多すぎで書けなかった。
2日目、榛名山のどこかで描きたい描きたいと思っていたので、ここだ!という感じで描けた。
初めは真波と坂道が走っているところに出会って4人になるというのを考えていたが、坂道と真波が闘うとなるとアツくなって尺を取ってしまい、あの二人の闘いが映えなくなるので、真波は宿にいてもらうことにした。監視付きで。
やっぱりあの二人(東堂と巻ちゃん)の間に入るのは坂道の方がしっくりくる
真波は不思議ちゃんぶりを発揮して、遠くの光を見て「誰かと誰かが闘ってる」とわかる
聴き漏らし、忘れたところもっとあるような気がするので、ニコ生タイムシフトで復習します〜。
Q&Aコーナー改めわたるん先生の大喜利コーナー
横山さんの「先生への質問に対して先生が反射で返してくれるのが面白いからって、どんどん質問が細かくマニアックでかつ大喜利化してきてるんですよね〜」という言葉から始まった質問コーナー。 もうコーナー名変えたほうがいいんじゃ?っていうくらい大喜利でした。爆笑しかない。
特に印象に残ったのがこの4つでした。
Q) 巻ちゃんが高校時代、部活以外で一番楽しかったのはなんですか?
A) 農業体験です(即答!反射すごい)
Q) 七夕でプラネタリウムに行きました。七夕と言えばまきちゃんの誕生日ですが、プラネタリウムで聞いた夏の星座の説明が、巻ちゃんの顔にしか見えません(画像つき)。何か意味がありますか?
A) それは流石に考えてませんでしたねー。ここが鼻?眉がこうで・・? てことで夏の大三角形は巻島座、ということで。(オチついた)
Q) 小さな峠での二人の闘いの後の東堂のこのセリフ『フ 巻ちゃん』の意味はなんですか?
A) 巻ちゃん、またまたーな感じです。(かっこいいという)坂道の気持ちもわかるし、巻ちゃんの照れる気持ちもわかるよ、の意味ですね。
Q) 坂道くんが2年になってからヒロくんが出てきてません。彼女と別れたんですか?
A) 彼女とは一回喧嘩しましたが大丈夫です。今年のインターハイは都合が悪かったんだと思います。たぶんまた出てきますよ、今度出てきたら、誰〜ってなりそうですね。
みなさんのマニアックぶりに、自分はまだまだだと思い知りました。 そしてプラネタリウムにめちゃくちゃ行きたくなります。
ツール・ド・夏休み2018前半 〜 先生のプライベート写真コーナー
ブログでも追っていてたくさん楽しませていただいていた今年のツール・ド・夏休み2018。 ゴールがハウステンボス、サイン会とトークショーを控えての約束の午後1時までのゴールで、間に合うのか?とハラハラしながら見守っていたのを思い出しながら聞いていました。 ブログにはアップされなかった写真もたくさん見せていただいてありがとうございました。
数々の飯テロ写真、麺類と定食が多いなと感じていたのですが、やっぱり走っていると塩分が汗で出て行くので、汁物が欲しくなる、という言葉にすごく実感がこもっていました。
あと、サドルバッグの中身の少ないこと!
少なっ!と声に出てしまうほどです。
男性だからでしょうか?
輪行バッグに工具、カッパまで入れてこの少なさとは・・・すごいです。
そしてゴールシーンの動画、感動的でした。 編集さんやスタッフさんが一つ一つ膨らませて準備した風船で飾られたゴールゲート、特別感があって素敵でした。
キャラナマ描きは神回
今回は東堂・巻ちゃんがメインなので、当然この二人のどちらか、いや両方は描いてくださると思ったのですが、やっぱり口をついて出た名前のは「アラキタ〜〜」でした。
トップバッターは巻ちゃん、2番手が荒北さん、3番目に東堂、4番目からは定番化しつつあるペアでT2、最後に東堂と巻ちゃん。
死闘になるなというラインナップ。
毎回当たりたいですが、今回は神回。めちゃくちゃ当たりたかったけど・・・外れました><
最後の東堂と巻ちゃんの横顔並び。当たったら家宝になったことまちがいないですが、残念。当たった方は本当におめでとうございます。
動画はNGなので連写がお約束のようなこのコーナー、枚数がえらいことになってました。
巻ちゃんはうまく撮れず、途切れ途切れになったりで合計162枚。
荒北さんは405枚、東堂は503枚、T2はスタートで遅れて479枚、東堂&巻ちゃんは753枚。
確実にiPhoneのストレージが減ってるのを感じて、夜の部で足りなくなったらどうしようと不安でした。
本当に盛り沢山な内容で、終わってしまうのが残念でしょうがなかったペダルナイト昼の部、ニコ生タイムシフトでまた見ます!
弱虫ペダル RIDE. 510『良心』御堂筋のリタイア切なすぎ
わたるん先生
今週の弱虫ペダル RIDE. 510『良心』。
やっぱり復活はなく御堂筋リタイアしてしまいましたね。
去年より100メートルだけゴールに近づいた地点というのが切ないです。
普通なら喜んでもいい敵のリタイアなのに悲しくてたまりません。
ヤマのあの泣かせる言葉は後輩たちにはどれくらい伝わったのでしょうか?
御堂筋リタイアは今年も悲しい
先週から悲しくてたまらなかったのですが、御堂筋のリタイアって全く喜べないんですよね。
敵チームに勝って嬉しい!とか1ミリも思えません。
そもそもリタイア自体、誰がしても悲しいので、誰もリタイアして欲しくないです。
一人を勝たせるためにチームの他のメンバーが散っていくっていうのは感動するし、実際大好きな場面の多くは散るシーンですが、何度読んでもリタイアの場面は切なく悲しいです。
特に御堂筋のリタイアシーンは、1人ですべてを背負いこんで、1人だけの力で勝とうとしている姿が凝縮されていて、出し切って出し切って文字通り死んだように横たわる御堂筋の表情は切なくて、悲しくて、お疲れさまも言えないくらい。
誰か御堂筋を助けてあげてって思ってしまいます。
助け合うとか協力するとか、チームの絆や思いとかは全否定の御堂筋が、そういうのに目覚める日が来て欲しい、そう思える仲間に出会う日がいつか来て欲しい、そう願わずにはいられません。
存在感も憎々しさも圧倒的で、敵役としては今のままのほうがいいのですが、一人の才能ある選手としてみると、このままでは成長もあるところで止まってしまい、頂点も獲れないだろうと思うのです。
それはあまりにももったいないし、仲間と走る強さをを身につけてさらに活躍する姿っていうのを見てみたいです。
なかなかその姿を想像するのは難しく、今とあまりにもかけ離れたことを言いそうでちょっとキモくてなじめないかもしれないですが、それでもそういう御堂筋見てみたいです(怖いもの見たさか⁈)。
本編ではこのまま行ってもらって、卒業後に変わるって感じでかまいませんので。
ワンマンチームは一人では完成しない
「一人でゴールを獲れ」ってーー
一番ムチャぶりしてたんは オレたちの方やったかもしれんな
ヤマ!
みどくんのリタイアで、ヤマに泣かされるとは思いませんでした。
石やんに任されただけのことはある!
練習でもすごくて
昨日のゴールも獲ってあいつはスーパーマンで まかせておけば何でもできるって思い込んどった
ヤマの正直な気持ちなんでしょうね。
御堂筋がインハイに連れてってくれる。
御堂筋が優勝させてくれる。
御堂筋の言うことさえ聞いていればいい。
そんな依存体質になってしまっていたことに気づいたヤマ。
先輩までもがそんなふうに依存体質になってしまっていたら、そりゃみどくんだって、こいつらやっぱりあかんわ、ボクゥががんばらなって思うしかない。
みんなには頼れない
みんなはあてにできない
ボクゥが戦略考えて
ボクゥが引っ張って
ゴールもボクゥ一人で獲って
ボクゥが全部一人でやるんや
ってまさにしんどい方へまっしぐら、負のスパイラルですね。
水田くんは時々御堂筋を出し抜こうとするような面白いことをしてくれますが、どうにも考えが浅くって。
でも御堂筋も舌をまくほどの戦略を考えついたりしていれば、もうちょっと尊重してもらえたかもしれないですね。実際3年連続インハイに出て、御堂筋を引くという仕事もまっとうできるだけの力はあるのだし。まあキャラがね、ちょっと独特ですね。
”京都伏見というチームは、軍隊みたい”
と噂が立つほどその御堂筋のワンマンぶりは有名だったわけですが、ワンマンチームを作るのってそのワンマン一人だけじゃないんだっていうことを思い出しました。
他の全員がそのワンマンに意見も言わず、反論も議論もすることなく従うからワンマンチームは出来上がってしまうのですよね(まあ御堂筋はちょっとやそっとの意見など聞き入れもしないのでしょうが、それでも)。
ワンマンなその人は目立つので中からも外からも叩かれる標的になりますが、それに従う人は被害者なのではなく、自分もその組織のワンマン体質を作り上げることに一役買っているのだということを忘れてはいけない、と思いました。
このことに気づいたヤマの言葉を、後輩たちは理解しているのだろうか?とやや心配です。石やんもヤマもいない来年の京伏はどんなチームになるのでしょうか?
総北ワンツーフィニッシュなるか
先頭の今泉に坂道が追いつき、ワンツーフィニッシュだ!と威勢の上がる今泉ですが、まさかこのまま行けるなんて本心から信じてないですよね? 今泉くん?
”キミ、いつもそうだから”って、心の中で突っ込んでしまいました。
確か去年も「何ごともなければオレはトップでゴールできる」とか言っちゃってましたが。
今泉がそんなふうに勝ちを確信したようなことを言う時はやばい時(笑
そんなにすんなりいかないでしょ、今泉くん。と紙面のこちらにいる読者は思ってしまいます。
総北ワンツーフィニッシュはみたいです。もちろん。
去年も今年もゴールを見ることなく散っていった鳴子のために、今泉が坂道と二人で獲ろうと約束したゴール、そりゃ獲って欲しいです。
でもこのまま総北独走でワンツーフィニッシュってのも、あっさりすぎてつまらなかったりします。
真波と坂道は今年まだ一度も闘えてない。
やっぱり二人の闘いも見たいし。
読者っていうのは欲張りなものですね。
あれも見たい、こんな場面も見たい、あんなバトルも期待してる、けど勝つのはお気に入りのチームであって欲しい……
そんな予想も期待も、いつもきれいに裏切られて新しいバトルで楽しませてもらえるってわかってもいるので、勝手な予想もしたい放題(^^
そんな期待を汲み取りつつ毎週毎週おもしろく、と展開を考える先生と編集さんは大変だろうなと思います。
全く存在を消し去ってしまったかのように、気配さえ見せない真波。
このまま彼が上がってこないなんてありえないですよね。
弱虫ペダル RIDE. 509『エースの価値』御堂筋まさかの・・
わたるん先生
今週の弱虫ペダルRIDE. 509『エースの価値』。
ちょっと、いや、かなりびっくりです。不意をつかれたというか、まさか今年はないだろう、と思っていた御堂筋のゴール寸前でのリタイア。
ここからの復活はどうやらなさそうですね。
御堂筋は敵だけど、もっともリタイアして欲しくない一人なので、今週は予想外の喪失感に打ちひしがれそうです。
御堂筋リタイア? うっそまじで?!
先々週の時点では、”運”のいい方が勝つやろ、というこの勝負、御堂筋が勝つのではと思っていました。
先週は、もしかして今泉が運を引き寄せたかな?というか”運”という言葉に惑わされたと気づいてリカバーしてからのガチ勝負、今泉強くなったな、勝てそうだな、と思いました。
そして今週。
いつもと同じ20ページが恐ろしく短く感じました。
え?
うそでしょ?
ここで?
こんな終わり方って?
慌ててもう一度読み直しましたが、結果は変わらず。
みどくん、リタイア!
一見去年と同じように脚が終わったフィジカルなものかと思いましたが、メンタルですよね、これ。
メンタルで御堂筋がポキっといくなんて。
どう受け止めていいのかわかりません。
お母さんが出てきたコマで、リタイアは動かないものと確信しましたが、そこまで身体がいってしまっているようには見えなくて。
自分だけが溝蓋を見つけて出し抜いたと思ったのに、深い水たまりから力技で溝蓋まで寄せてきて肩をねじ込み自分を抜いていった今泉の反撃が予想していなかったものだったとしても、それでポキっといくみどくんではないと思うのですが。
チームメートの気持ちを背負い、最後の力のその先の力を開花させた今泉の成長に気圧され、弱った気持ちが、お母さんが体を心配しているという形で現れたんでしょうか?
御堂筋ほどの選手が体を作りこんできてないとは思えないんですよね。
去年脚が終わったのなら、今年はそうならないようにって。
んー、この場面受け入れるのに時間がかかりそうです。
ん?
そうか!
もっと、もっと!
と勝利のためにすべてを犠牲にし、”一人で” 努力する御堂筋の性質を変えようとしてるんですか?
それって、
それって。
それ めっちゃキモいわ 先生
ってみどくん言ってません?
勝敗を分けたもの
この勝負、今泉を支えたのはチームの気持ち。
というかチームのみんなの気持ちを背負っている、と強く感じている今泉自身の気持ち、ですよね。
手嶋さん、青八木さん、鏑木、小野田と4人の顔を思い浮かべ、一呼吸置いてからの
鳴子!!
明らかに鳴子からの力が一番大きいってわかります。
直接目には見えないけど、すごく力になってる。
(ゲームで戦闘パーティの力に加えてアシストキャラのパワーが底上げするっていうのがありますけど、あんな感じ?)
これってずっと御堂筋が否定して認めてこなかったもの。
その力を発揮した今泉を目の当たりにしたみどくんが、自分の信じてないもののパワーを感じて闘う気持ちが切れてしまったのか?
そんなふうに思いました。
ロードレースはチーム戦
けどだからと言って、そこで御堂筋が仲間と一緒に闘う人になるとは思えないんですよね。
やっぱり
それ めっちゃキモいわ 先生
と言ってくるっと踵を返して、一人で練習にさぁーっと行ってしまう御堂筋な気がします。
とにかく御堂筋は心の中が読めなくて、あの時はどう感じていたのか、どう思ったのか、そんな場面だらけです。
まだ卒業していないけど、スペアバイク御堂筋編楽しみでしかたがありません。
これで来週からの展開が総北 vs 箱学に移っていくのだろうなぁと思うと、ちょっとゾッとします。
後ろでどうしているかわからないけど確実に上がってくる真波。
真波を勝たせるためにアシストに徹するであろう黒田。
やだなぁ、怖いです。
けどなんかほんのり感じるのは、ロードレースはチーム戦だというメッセージ。
いくら強くても一人で闘おうとする御堂筋は去年も今年も敗北し、二人ずつ残った箱学と総北が最後の一人に託す、という図式から、ロードレースは個人競技でもあるけどチーム競技なんだよ、と先生は伝えたいのかなぁと感じてしまいます。
確かにサガンもしばしば言ってます。
ブフマン(ブーフマン?ブッフマン?)を守り、助けるために俺たち全員が仕事した
Very hard mountain stage and finish today at @lavuelta where everybody's job was to protect and help @EmuBuchmann. Fortunately, tomorrow we have our first rest day! @BORAhansgrohe https://t.co/gaUXXdJZ4Y
— Peter Sagan (@petosagan) 2018年9月2日
素晴らしいチームワークだ!
Stage 7 of @lavuelta was much harder than it looks on paper! I felt better today and I was able to stay with the leading group, sprinting to 2nd, right behind Gallopin. Excellent teamwork again @BORAhansgrohe! https://t.co/nDwtzdqF6o
— Peter Sagan (@petosagan) 2018年8月31日
そんなメッセージが隠れていると思うのは深読みしすぎなんでしょうか?
来週のペダルナイトで聞きたいです。
ジャパンカップ宇都宮2018 準備開始!
わたるん先生
今年も行きます、ジャパンカップ!
出遅れてやばかったけど、寝るところ確保できたので、他の準備に取り掛かれます。
ミヤに褒めて欲しい。
「あんた、モッとるのぉ」って。
ジャパンカップデビューは台風襲来
去年初めて観戦したジャパンカップは台風の中での開催でした。
本物の自転車レースの観戦は初めてなのに、なんで台風来るわけ?って運のなさを呪いながらも行ってみたら、よくわからないながらもすごく楽しかった。絶対来年も来ようって思いました。
来年は踏み台持ってこよう
来年はもっと早く来て場所取りしよう
来年はレジャーシートとガムテ持って来よう
来年は、
来年は……
来年は!
たくさん宿題ができた初ロードレース観戦でした。
もとはといえばわたるん先生のサイン会に行きたかっただけだったんですが、実際に間近でたくさんの自転車が風のように走っていくのを見て、全く知らずに偶然出くわした大昔のツール・ド・フランス、あのシャンゼリゼの日を思い出しました。
そうだ、これこれ。
このさぁぁーっていう感じ。
忘れられないあの風が通り過ぎる感じ。
自転車レースに縁があったのだ、これは神の見えざる手に導かれてきたんだ、って思ったのを思い出します。
サイン会は家族共々当たり、初生わたるん先生との握手にツーショット、しどろもどろになりながら話したことなど、ついさっきのことのように思い出されます。
やばい出遅れた!
去年は初めてだったこともあり、宿の手配とかいろいろ出遅れた感があったので、今年はもっと早くから準備しようと決めていました。
年の初めにノートに書いたのです、”7月からジャパンカップの準備開始”って。
なのに。
それなのに。
出遅れちゃったよーぉぉぉぉぉ。
気づいたのは8月も半ばの昨日。
はっと思い立ってググったら、とうの昔7月の初めにジャパンカップ2018のオフィシャルサイトはオープンしていました。
やばい!
反射的に宿を探しましたが、当然のごとく10月20日土曜日の宇都宮市内の宿は完売。
そりゃそーだ。
日程発表されてから1ヶ月半も経っているのだから。
イタヤなんて当然チームや関係者が丸ごと抑えているだろうし、駅周辺のビジネスホテルも、金曜の夜はかろうじて数室残っているものの、宇都宮のビジネスホテルの値段じゃない。アパホテルもびっくりの値段でした。
2018年のジャパンカップは、十分な余裕をもって準備して、広い部屋でゆっくり寝たかったのに。
そもそも寝るところの確保に失敗するなんて、失態もいいところ。
もう観戦自体諦めなくちゃいけないかも。
やっといろんな選手の顔と名前を覚えたのに。
自転車レースの面白さに目覚め始めたところだったのに。
今年は去年よりレース楽しめるに違いない、ってワクワク楽しみにしてたのに。
あ”ぁ”あ”、バカ!
なんてマヌケ!
確かに7月はいろいろやることがあったんです。
ちょっとヘビーな案件だったから神経も意識もかなり使ってた。
にしても、ちょっとチェックぐらいしときゃいいのに。
心折れそうなぐらい落ち込みました。
泣きそうになりながら、オフィシャルサイトをぼうっと眺めていました。
そうだ ツアーがあった
ん?
んんん?
オ フ ィ シ ャ ル ツ ア ー ??
去年初めてサイトを見た時はすでに売り切れていたので、あまり注意を払っていなかったオフィシャルツアー。
東京からバスで行けるやつ。
これって……
宿、ついてるじゃん!!!
まだ、売り切れてないし!!!
やったー、まだ運尽きてなかった!
モってる、私!
(ミヤ、褒めて!)
勢い込んで申し込もうとツアー概要をチェックしたら、東京出発が土曜の朝、宇都宮着はお昼過ぎ。
まてよ……
それって。
わたるん先生のサイン会の抽選券配布に間に合わないってこと?!
そもそも宇都宮でホテルの確保ができないと、ジャパンカップ自体いけない。
サイン会の抽選券配布はきっとまた朝に違いないから、日帰りは論外。
ツアーで行くと寝るところの確保はできるけど、抽選券配布時間には到底間に合わない。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
同じことばっかりぐるぐる考えてしまいました。
5分後。
結論。
日曜に全力注げばいいのだわ。
ツアー申し込みました。
寝るところ、確保!
今年は誰が来るの?
いつだったかのユキヤ(荒城選手)のツイートだったかインタビュー記事だったかで2018年のジャパンカップはアジアツアー(?)の何かと日程がかぶっているので、出たいけど出られないかもしれない。チームのオーダーが出たらそれには従わないといけないから、って読んだのをうっすら覚えているのですが、今年のジャパンカップオフィシャルサイトには昨年より参加チームも人数も増えているとありました。
全21チーム126人(昨年全14チーム69人)と出場選手が大幅増
増えるの?
誰くるの?
発表が待ち遠しくてたまりません。
きて!ペテル!
来て!サガン!
何持ってく? 楽しい準備編
寝るところの確保ができたら、あとは持ってくものとか小物の準備に取り掛かれます。
去年、他の人の観戦スタイルを穴のあくほど眺めて研究したので、いろいろ持っていこうと思うものの目星はついてます。
まずは椅子と踏み台。
こんなのを持ってる人が多数いました。
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場所取りの初動次第だけど、一番前が確保できれば椅子。
移動してあちこちで見たいなら、後ろから見ることになるので踏み台。
両方あるに越したことはないのでしょうが、できるだけ身軽に動けるように荷物は増やしたくない。悩みどころです。椅子はコールマン持ってる人が多かったです、ドリンクホルダー付きのやつ。
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座りごごちとか、コンパクトさとか、重量とかももっと調べなくっちゃ。
レジャーシートとガムテもいりますね。
それから座布団的なやつと膝掛け系、フリースのちっちゃい毛布とか。
宇都宮、寒いから。
ユニクロのちっちゃくなるダウンも入れとこう。
去年は台風でことさら寒かったから大活躍したユニクロのダウン。今年も活躍するのかな?
ウインドブレーカーもリストには入れとこう。
サガンが来るならBORAのジャージもいるし。
ウインドブレーカーとかの上から着るなら、おっきいサイズの方がいいかも。
食べ物も、今年は事前にある程度調達しておこうと思います。
お腹空いた時にすんなり食べ物が手に入るとは限らないから。
ナッツ、甘いもの、パワーバー系。
ぽいっと口に入れることができて、小腹空いたのを抑えられる類のもの。
オールレーズンとかもいいかも。
やっぱり羊羹入れといたほうがいいですよね。
そうすると熱いお茶が欲しくなるから、サーモスも?
ああ持ち物が増えていく……。
でもこうやって、あれこれ準備を考えてるのって楽しいですね!
先生、今年もパレードランでお会いできますよね!!
真波のカウベル、鳴らしますねー!
弱虫ペダルRIDE. 506『今泉の願い』
わたるん先生
今週の弱虫ペダルRIDE. 506『今泉の願い』。
坂道久しぶりに登場でしたが、たくましくなったなぁ、成長したなぁと、またお母さんの気持ちになってしまいました。
坂道と今泉の言葉を通して鳴子が登場したのも嬉しかったです。やっぱりこの3人はいつも気持ちはひとつなんだなぁと信号機ファンは嬉しくなりました。
雨と坂道
雨の中を走る坂道といえば、1年生の合宿最終日をどうしても思い出してしまいます。
まだビンディングシューズも履いていなくて(そもそも存在さえも知らなくて!)フラットペダルで重いホイールの仕掛けをされた自転車を漕いでいたあの日。 雨で滑る路面に泣きそうになりながら、1000キロ完走を目指していた時に折れてしまったペダルに、坂道の心まで折れそうだったのに。
今週のスリップしながらも暴れる自転車に「鎮まれ、鎮まれ」と言いながら自分の気持ちも合わせて落ち着かせようとしている姿に、おおー坂道!雨でも泣きべそかかなくなってる!と感動してしまいました。
ただでさえ苦手な下りに雨が重なってもへこたれず、目に宿る光が1年前の合宿とは比べ物にならないくらい力強くって、頼もしいです。
そして観客の
でもさ
今の子
すごい
前だけ見て
まっすぐに 走ってたね
一生懸命に
去年も、沿道の観客に同じようなセリフを吐かせてましたよね。
やっぱり3日目だったと思うんですが『あいつ自転車乗るの下手じゃね? けどまっすぐ走ってるよな、なんかすげえ!』みたいなことを。
どんなときも、坂道の目には目指すものしか映らないんですね。
今泉が
ついてこい
って言ったから、
追いつくためにただまっすぐ進む。
シンプルなところは変わらず、力強さが備わった坂道 かっこいいです。
去年は今泉もまさかついてきてるとは、と半分驚いていましたが、 今年は ”絶対” ついてきてると信じて先を走っていることでしょう。
信号機の約束
『今泉の願い』という今週のサブタイトルからもしやとは思ったのですが、あの約束がまた語られましたね!
何かにつけて語られる信号機の3人ゴール。
実は一番見たいのは先生ご自身じゃないかしらと最近思っています。
ずっとずっと先だろうし、その日が来ること自体考えたくないですが、最終回は3人ゴールだったりするのかなぁなんて浮かぶくらい、何度もなんども口にされては遠のくこの約束。
総北信号機の友情と絆を象徴する場面だからこそ、みたい!と思う反面、これを見てしまうと弱虫ペダル自体が集大成を迎えて終わってしまうのではないか、と余計なことを考えてしまいます。
願って、
叶わなくて、
それを心の中に抱き続けてまた願い、
そういうのをなんども積み重ねるごとに信号機3人の絆がよりいっそう強くなっていく
そんなシンボリックな3人の約束。
いつか必ず紙面で描かれる、確信が湧いてきました。
今泉と御堂筋の一騎打ち
去年も最後の富士の登り、御堂筋とがっつんがっつんあたりながら今泉闘ってましたね。 今泉はあのときフレームがいってしまい、御堂筋は脚が終わってしまったのでしたが、今年はどんな形で決着がつくのでしょうか。
この二人、道中はジャブのように繰り出される御堂筋のチクチク攻撃を今泉がしのぎ、最終日にガツンと当たって1年間のすべてを全部吐き出しているように見えてきました。
その1年間にはインターハイの1日目と2日目も含まれていて、今泉の”1年”のうちに占めるこの2日の割合がすごく大きそうだなと感じます。
もともと多くの大会で優勝してきて "エリート" と手嶋にあだ名をつけられるほどの今泉は、技術やフィジカルは強い子ですが、メンタルは豆腐。去年もメンタルが強くなったのはインターハイ本番中だったと思います。
金城さんは初日に
成長しろ 3日間を通してのお前へのオーダーだ
と今泉に命じていましたが、あれ、メンタルのこと言ってたんですね、きっと。 さすが金城さん、いやもうさすがとしか言えません。
今年も2日の間に起こったいろいろなことが今泉を強くしてきたと思います。
後輩が自分だけのために走る、からチームのために走ることを覚え、先輩が最初で最後のインターハイに全てをかけてさらに一段才能を開花させ、その走りに今泉自身も強く影響され、鳴子は想いを繋いで散っていった。
そういう一つ一つが今泉の2日間をそれまでの363日間に匹敵するぐらい濃いものにしている気がします。
御堂筋との勝負に向かう今泉の言葉とか姿勢とかに、強くなったメンタルが現れていてしびれます。
去年は一応は今泉が勝ったような形でしたが、今年はどんな形で決着がつくのか? すごく楽しみですが一週間空くんですよねー。
たっぷり妄想しながら待ってます。
(追)
昨年のラスト富士の登り、つながりですが、オリンピックのロードレースのコースが発表になりましたね。
籠坂峠が入ってます! 萌えますねー!