平昌オリンピックより熱い!神選曲の「揺らぐ総北」
わたるん先生
レース後の一コマながら、総北メンバーの絆がぎゅうっと凝縮された場面が続く今週のアニメ弱虫ペダル GLORY LINE 第6話 (LINE 06)「揺らぐ総北」は、平昌オリンピックよりも激アツでした。
悔しさを押し殺して表彰式で笑いをとる鳴子
突っかかる鏑木の髪をぐしゃっとやって言い聞かせるかっこいい今泉
綾ちゃんの何気ない言葉に全員が凍る総北テント
金城さんとの再会で気分は1年生に戻ってしまう坂道
金城さんの言葉を聞いて湧き上がる坂道の、チーム総北のプレッシャー
マンガでもなんどもなんども読み直している大好きな場面が続くところですが、アニメになったらすごいことになってました。
サントラの使い方がやばい!
これぞ弱ペダだ!
「バカに教えてやる」、と今泉が鏑木にゴールの瞬間を語る時の「空回り」(TVアニメ「弱虫ペダル NEW GENERATION」オリジナル・サウンドトラック)
峰ヶ山で敗れた葦木場の帰り道での回想、福ちゃんと新開に洗濯係から救ってもらった恩返しをしたいと思ったのに空回りしたことと、鏑木の闘争心の空回りをかけてるのか?とかいろいろ考えてしまいました。
ボロボロの手嶋を見て「僕は2年生になったのに」と何もできなかった悔しさを坂道が表すところの「差」(「弱虫ペダル O.S.T. 2」)
「ありがとうよ、支えてくれて」と手嶋が坂道に礼を言うときは「巻島と坂道のつながり」(TVアニメ「弱虫ペダル NEW GENERATION」オリジナル・サウンドトラック)
自分が山を獲らなければならなかったのに何もできなくて、と申し訳なさそうな坂道に、巻ちゃんから強くしろと頼まれたのに、といってたときのもどかしげな坂道が重なって、ひーってなりました。
鏑木が倒れた時の「折れそうな心」(TVアニメ「弱虫ペダル NEW GENERATION」オリジナル・サウンドトラック)(?間違ってるかも。やや不安)
金城さんに再会した瞬間の「総北高校自転車競技部」(TVアニメ「弱虫ペダル O.S.T. 1」)
金城さんの顔がアップになるとともに流れると、おおこれぞ弱虫ペダル、ザ・弱ペダ!と思ってしまいます。
テントには行けない、というところはBGMなしでセリフを聞かせる憎い演出からの、坂道がテントに戻りメンバーミーティングが始まって手嶋の「俺たちはまだ挑戦者だってことだ」の場面では「約束」(TVアニメ「弱虫ペダル O.S.T. 1」)
これも「総北の走りをやるしかねぇ」、というセリフにぴったり!
そこから再び、坂道からの報告という形で金城さんと坂道の会話に戻った時の「東堂と巻島の約束」(TVアニメ「弱虫ペダル O.S.T. 2」)
去年の坂道1年生のインターハイ2日目夜のミーティングで金城がメンバーに「よくついてきてくれた」と話し始め、坂道は最終日に向けて全員でゴールできるわけではない、という現実に向き合い覚悟を求められた場面でも流れていました。
タイトルからして一応巻ちゃんと東堂の曲だけど、金城さんの語りでよく使われるので、総北OB、いや金城の曲といってもいい気がしています。
最後は「自分の力で変える」 (TVアニメ『弱虫ペダル GRANDE ROAD』 オリジナルサウンドトラック1)で締めるなんて。
去年の最終日総合優勝の表彰台に上がる時の曲。巻ちゃんが泣いた時の曲。号泣する泉田に荒北が「来年は任せたぞ」と言ってた時の、御堂筋が大イビキで寝ていた時の曲。
会話の後ろで流れる曲からだけでも去年のインターハイを、旧3年生の偉大さをありありと思い出す、そんな神回でした。
沢田完さんはドラえもんとかドクターXのメインテーマ曲の作曲家としてとても有名だけど、弱虫ペダルの曲も名曲ばかりで、曲を聴くだけで場面が浮かび、いつも感情がグイッと揺り動かされます。
選曲のおかげで、金城・坂道の再会から新世代メンバーが決意を新たにする場面が、いっそう臨場感に溢れ、ふるふると感動してしまうシーンにパワーアップされて、アニメならではのよさ、立体感を存分に味わえる素晴らしい回でした。
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そんな感動的な本編からの超わちゃわちゃCパート。曲は部室の壁の穴を見つけた時の緊張感あるトーンなのにどわっちょとか出してくるし。
期待を裏切らないトムスさん^^
これいつの想定でしょう?サイクルスポーツセンターで巻ちゃんがいるから去年のような、T2が今の美しいバージョンになってるから今年のような。時間がクロスしてる……?