弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

フルメタ(フルメタル・パニック!) もうすぐ新シーズン 弱ペダからどうしてこうなるのか

わたるん先生

神楽坂怪奇譚の余韻がハンパないです。
年末以来の関智一祭りが始まってしまったようで困っています。耳と脳はずっとお花畑で幸せですが。

もちろん弱虫ペダルの熱は引き続き高回転(ハイケイデンス)でキープ中ですが、弱ペダのキャスト(主に中の人)14人が束になってかかっても関さん一人に勝てないんじゃないかというくらい、再燃した関智一熱がやばくて。やっぱり濃い接点、リアルに目の前で浸れるというのは最高の燃料ですね。あ、先生のサイン会の直後は何よりもわたるん先生でしたよ!浮気ですみません><;

この関熱。禁断のアニメぶっ通し視聴とかプレイボタン無限ループとかやってしまい、歯止めがきかないのです。幸せ絶頂に直行できるお気に入りの一人あそびなのですが、やっちまった感もハンパないのです。

ホムンクルスのプレイボタンが届いた時は3回連続でひたすら聴き続ける、を3日続けてしまい、1日目の3回目には台本ほとんど覚えてしまって次のセリフの間合いまで覚えてしまっていました。 1度目聞いたときに後半嗚咽が止まらず涙が邪魔して台本を追えなくなり、覚えるしかなかったのですが、筋やセリフを追わなくてよくなると、声や音への集中度が上がり、よりはまり込んでしまうのでした。
結局2度目も3度目も同じところでわんわん泣いていました。むしろ、脳はあのセリフが来るぞ来るぞと待ちかまえ、涙腺は全壊になるための準備を勝手にはじめるといった感じで、左脳からのコントロールがまったく効いてません。

2月に入った頃は、フルメタ(フルメタル・パニック)の新シーズンが4月から始まるのに備えてフルメタ全シーズン(『フルメタル・パニック!』24話、『フルメタル・パニック? ふもっふ』12話、『フルメタル・パニック! The Second Raid』13話)を1週間かけずに見てしまうという泥沼に。

沼という表現、誰がはじめに言い出したのか知りませんが、本当に的を射た的確な表現だなぁと感心してしまいます。

声って本当にやばいですね。絵(画)よりも中毒性が高いのではないかとつくづく思います。声に堕ちると、脳のすみずみまで毒が回った魔法にかかったように、その声を聞かずには落ち着かない状況になり、どれでもいいから関さんの声聴かせろ!とクスリの切れたヤク中みたいになり、とりあえずギル様とか宗介とか、なんなら双六一(すごろくはじめ)とか聞いて落ち着く、みたいな感じです。

この高揚感、不思議なことに「もの」を買った時には得られません。 すごく欲しかったピンヒールの靴とか、気に入って、似合って、フィット感も完璧なドレスを買った時なんかは確かにすごくテンション上がるんですが、ちょっと違うのです。そういうものは一度手に入れてしまったあとは、「それ」を手に取ったり身につけたりするとテンション上がるけれど「それ」が遠くにある時にクローゼットの中にあるものに想いを馳せる、ってことはほとんどないのです。

でも芝居や映像、ライブなんかは、消えものだからなおのこと、自分の中に大切なものをしまっておく宝箱の中に丁寧にしまって、そのしまっておいた音や声を取り出しては浸って、いつでも幸せになることができるのです。 たぶんそれは、現実に観聴きしたものとは違うものに変化しているはずです、人間は機械のように完璧に記録できないし、自分というフィルターを通してしまっているし。だけど自分だけの宝物であることには違いないのです。

振り返ってみるとわりと小さい頃から、好きになったものはずっとそればっかり擦り切れるまで観たり聴いたりするタイプでした。

同じ映画を10回以上映画館に見に行ったり、1枚のアルバムを一日中リピートで来る日も来る日も聴き続けたり、好きな役者さんができると1ヶ月に何度も通ったり遠征したり、たまーに出待ちもしたり。

好きなアーティストや女優さんはいるけど、比較的薄くあっさり目に楽しむタイプの家族からはいつも「よくそこまで突っ込めるものだ」と感心され、たまに「幸せそうでよかったね」と慰められてるのか羨ましがられてるのか不明なコメントが飛んできます。

そういう自分を客観的に見てアホだなと思うのですが、同時にすごく幸せものだな、とも思うのです。泣いて、笑って、陶酔して、そこまで高揚できるものがある、それもいくつもあるって、幸せだなって。

というわけで今はホムンクルスを聴き直したいのを毎夜がまんして、無限の住人を読んでいます。 5月に関さんの劇団「ヘロヘロQカムパニー(ヘロQ)」が「無限の住人 完結編」を上演するので、舞台に備えて、原作を全編総復習。今からなら十分間に合います!5回は通読できるかな。

その前にもう一回フルメタフル視聴したい……