純太ってほんとにファンタスティック
わたるん先生
先生っていつも先々どこまで展開を考えて毎週描いていらっしゃるんですか?
「来いや!」の時もそうですが、やっぱり先の先まで頭の中で描いて、あらかじめその種まきしてるんですか?
今週のRIDE468 「伝わる震動」。
スタート前にわざわざ「倒す」と言いにきた葦木場と手嶋さんとの会話は覚えていたのですが、もう一つ伏線っぽい場面が^^
3日目スタート前、
「おまえを____箱根学園を 倒す 葦木場‼︎」
「純ちゃん のぞむところだよ」
て
テレパシーで会話してたのが(RIDE424 「それぞれのスタートライン」)
こんなふうに直接対決という形になるなんて。
あのスタート前も伏線だったと思わざるをえません。
まただいぶ前に戻って読み返さないと!
ちょうど読書の秋だし、アニメのお休み期間でもあるし、先週Re:GENERATIONを見たところでもあるので、読み返し月間突入中です。
この読み返しって、これがまた楽しいんですよね。
先に進んでから読み返すと、
ああこれ、あれ!?とか
これもしかしてそうだった?!ってのがたくさん見つかるから面白いです。
宝探しのような気分を味わえたり、
このセリフ、こんな気持ちだったんだ!と一度目は味わえなかった感動に出会えたり、
物語が進めば進むほど、一番初めに戻って読み返したくなるので、コミックスはボロボロになる一方です。
本題の今週。
2年生三人がそろって手嶋さんの背中を押して送り出すところ。
すっごく好きです。
今のチーム総北がとてもよく現れていると絵だと思いました。
流れを変えるであろう勝負を先輩、キャプテンに託す、
その三人の気持ちがすごく溢れていて
この一コマだけで胸が熱くなりました。
こんなふうに「期待されて」送り出されるのって
純太にとって初めての経験じゃないかと思うのです。
今まで一度も期待されたことないって
期待されてる古賀のこと羨んでいたって
合宿の時も言ってたし。
T2で走っていて、青八木に勝ってこいって送り出されることはあったとしてもそれは別枠なので。
けど、自分が動くと周りが変わる。
周りの反応に対してまた自分が行動すると、
それに周りはまた応えてくれる。
そうやって人と人ってお互いに作用し合っている。
人と人のつながりってほんと有機的で、ダイナミック。
日々努力を怠らない姿
センスも才能もない、と努力でひたすら登る姿
いろは坂で真波に食らいついていった気迫
そういうのが人の心を揺らしていく
その一つ一つが積み重なって、
最後と覚悟を決めた引きの走りが今泉のいう「この状況」を作り出した。
一人の人間は大きな全体の一部で、鎖のようにつながって次々とエネルギーを送っていく。
そしてまた回り回ってエネルギーを受け取るんだなぁって。
「最高にキツい”最後”になりそうだ!!」
と言った純太の目。
エネルギーに満ち溢れたとってもいい表情で、
読んでる側にまでみなぎる力が伝染りそうです。
あなたがファンタスティックだよ、純太!
P.S. )
スタート前は「たぶん オレは 今日ゴールできない それでいい ジャージをつないで 託された誰かが そいつの目で ゴールを見れりゃ それでいい」と言い、
今日も「追いついたらあとは頼む」と、
託す、つなぐことばっかり考えていた純太が託された。
どんな勝負をしてくれるんでしょう?
中学時代の「一緒に天下とろう」と言っていたあたりの回想も入って長い勝負になりそう。(←長いの期待)
前の回想では純太が葦木場を誘ったところとかピアノのへんが中心で、二人で走ってるところはあまりなかったので、峰ヶ山で足ついて二人で悔しがったところとか、”ノってきたから勝負しよう”となった”あん時”のこととか、回想いっぱい出てくることを期待しています。
あと、葦木場が今の強さを身につけたところもうちょっと見たいんですよね。福ちゃんと新開さんに救ってもらったのに無期限レース出場停止になって、そこから次期エースに指名されるまでの軌跡、ぜひここで見せてください!
スペアバイクにとっこうとか考えないで!!(笑
お願いします!