弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

好き Suki 数珠つなぎ 好きの先につながっているものは…

わたるん先生、

今年2017年、弱虫ペダルのおかげで新しい体験ができました。
そしてそれはすごく新鮮で、不思議で、深いものでした。

弱虫ペダルのキャストが何人も出ているAD−LIVEという舞台を9月に見に行きました。
ひとことで言うと、とっても面白かったです。

そしてとてもとても不思議な感じでした。

全てアドリブの舞台なのに、
どこにも詰まりもハプニングも見えなくて、スムーズに話が進んでいくんです。

台本ないんですよ。
舞台の上の役者さんは、相手が次に何を言うかわからないはずなのです。

だからその次に自分が何を言うのかも知らないはず。
想定はあるかもしれないけど、その想定がハマるかどうかはわからない。

なのに、
見ているものにはそのハラハラ感を感じさせず、お芝居が進んでいくんです。
いとも自然に。

最後はほろっとええ話やなぁ的なエピソードできれいなエンディングでした。
でもそのエンディングの後に関さん、羽多野さんと彩-LIVEのみなさん、演出の鈴村さんが舞台に現れてのミニアフタートークの中で、そのほろっとええ話やなぁの最後の7分間のエピソードの全て、そのセリフを語った関さんのアドリブだったと暴露され、会場中がどよめきました。

嘘やろー的な。どんだけ天才やねんみたいな。
もう絶対もう一度みたいです。検証しながら(笑

もともとは、関さんを知ったのは坂道くん1年生のインターハイ3日目。
モッてる男、呉南の待宮栄吉の声の人、からです。

ミヤ、今でこそ大好きですが、正直初めは超絶嫌いでした。
坂道くんが言うように、箱学はまっすぐだけどミヤは揺らす人、だったし。
お人好し騙されキャラの熊台はじめ集団を裏切って自分たちだけ飛び出した時は、こんなやつロードレースやる資格ない!とマジで嫌いでした。

だけど今はほんとに大好きです。
スペバイミヤ編ゆえに、ミヤ恋しさだけで別チャン買うほどに。
自転車部に入る前の話、IH終わった後のカナちゃんとの話は、何度読んでも可愛い。
カナちゃんはもちろん可愛いけど、そのカナちゃん以上にミヤとイビが可愛いです。

じゃなくて今日はミヤの話ではなく、関さんの話です。
巻ちゃんの声の祥ちゃんや東堂さんのかっきーのようにすぐわかるほど特徴がある声ではないけど、不思議と追いかけたくなる声でした。 で、関さんがキャストのアニメを追って追って追いかけてるうちに、気づくと関さんの本に巡り会いました。そしてヘロQにも。

好きだ、欲しい、会いたい、そういう”求めるいう気持ち”っていうやつ、不思議ですね。
福ちゃんの言う”欲する”ってやつですか
関連するものをどんどん見つけてくれるし、その先へ先へと連れて行ってくれる、レールの見えないトロッコに乗っているみたいです。

でそのAD−LIVEの帰り道みちみちボーッとして歩いているうちに浮かんだのです。

私たちの人生って、アドリブの舞台を演じてるようなものなのだなって。

魂のシナリオとか、運命とか、宿命とか、いろいろな言われ方、解釈があるけど
何かしら設定的なもの、周りの人との関係性は神様とかあっちの世界とか宇宙の采配・導きとか
そういう俯瞰的なところで大雑把に決められていて、
その大いなる広がりの中で私たちは、
瞬間瞬間起こることに対して、
その場で瞬発的に対応したり、ある程度予測して準備しながら進んでいく。

その準備通りに行くとも限らなければ、ハプニングも起こる、その起こった予期せぬハプニングにどう対応するか、それさえも楽しんでるんだ、って。

そう、人生は楽しむもの。
楽しめるから人生。

人生を楽しめるから、生きてる感じがするし、人間だから楽しめるのかなって。
哲学っぽいことを考えました。

だったら、自由度が高くて面白い人生、楽しめる人生がいいです。







今週のお題今年買ってよかったもの」第二弾でした。