弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

台風の中でも自転車は楽しいー!

わたるん先生

わたし、まちがってました。


雨の中、4時間も5時間もカッパ着てずっと立ってる。
これを苦痛に思わないなんて、ありえない。

そんなドMなこと、自分が思うわけがないと思っていました。

だけど、ありました。 そんなこと。

つゆほども苦痛を感じないまま、6時間過ぎてました。


先週末は秋雨前線プラス台風の影響で宇都宮の天気は雨。
1週間前から、普段見たこともない宇都宮の天気を毎日チェックしてたけど、文字通り雲行きは怪しくなる一方。 公式毎日チェックして、持ち物にカッパ入れて傘入れて、着替えとタオルを多めに入れて、防寒のためヒートテックを増やして。。。

本当に行くの?山行くの?日曜はやめて帰ってこようよ。
と気の進まなさそうな家族に「行く!」と宣言しつつも、
台風それないかな、前線どっか行かないかなと祈るような気持ちで迎えた土曜日。

なんで初めてのジャパンカップが雨なんだと恨めしい気持ちでした。

もう二度と行きたくない、って悪印象だけ持って帰るんじゃないかと不安でした。

でも、全然そんなことなかった。
むしろ、雨だからこそ見えたロードの素晴らしさを体感できました。

ロードレースはオールウェザースポーツだって知ってはいても、あんな雨の中本当に走るんだろうか?って思ってました。ほんとに走るんですね。

クリテリウムのリザルト見たら、晴れでドライの去年とたいして変わらない平均スピード。
あんなに細くて滑りやすいタイヤなのに?

ロードの選手、すごすぎ。

日曜の山では、初めはレインウェア(?ウインドブレーカー?)着ていた選手が途中でそれを文字どおり脱ぎ”捨てて”いくところとか、オフィシャルの撮影が水滴を拭きつつバイクで選手の間をすり抜けて撮影しているところとか、レース周りで面白い場面がたくさん見られました。

ちょっと感動したのが、スタートラインから登りが始まるところでかなりの水たまりがあったところ。

選手が来るまでの間、スタッフの人が十人ぐらいで竹ぼうきで水を掃きだしていました。

周回ごとに毎周、毎周。
不毛で虚しくなりそうなくらい。毎周。

ロードレースって自然の中でやるものなんだ、
けどその自然は人間の都合よくは動いてくれないものなんだ
って実感しました。

リードカーが通り過ぎてから先頭の選手が来るまでの間にまた水が溜まってしまうので、また掃き出す。それがなんども何度も繰り返されていました。

選手きまーす的な無線が入るまでひたすら掃く姿にちょっと感動して、 見えないところでこうやって支えている人がいっぱいいて、選手が走れて、私たちが観戦できるんだって思ったら、感謝の念がぐわぁーって湧いてきて、心の中でありがとうって言ってました。


たぶん晴れてたらこんなシーンに出会わなかっただろうし、もっと表面的なところだけ見てたかもしれません。

公式に上がっているマルコのゴールシーンの写真

www.japancup.gr.jp

雨ならではの素敵なカットで大好きです。

他のお客さんの雨装備をいろいろ観察できたおかげで、雨対策の勉強もしっかりできたし。

なにより、雨でもロードレースはとっても面白い!
土曜のクリテリウムのようにむしろ波乱が起こり、何が起こるかわからない面白さが加わる、ってことが直に体験できたのもラッキー。


晴れでも雨でも風の中でも、ロードレースは前に前に進む。

その魅力をあますところなく見せてくれたジャパンカップでした。


先生の「この作品を通して自転車の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらいたい」という想い、ガチでリアルに伝わりました。

ズブズブの自転車沼にはまってきてます。

もっともっとハマるつもりです。

自転車は楽しいー!