弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

手嶋さん、いよいよ策士の本領発揮?!

わたるん先生

ほとんど手嶋さんのモノローグで占められた今週。

RIDE 465 「全開坂道」。

ようやく、本当にようやく、
策士手嶋の真骨頂が発揮されそうな気配で終わり、嬉しい木曜日になりました。

life-is-road.hatenablog.com

この時思ったように、インターハイ始まってからの手嶋さん、
正直いいところがほとんどなくもやっとした気持ちがずっと続いていました。

もちろんいろは坂はかっこいい手嶋さんの名場面で大好きです。

手嶋らしさが出て大好きなのは間違いないのだけど、100%ストレートに喜べる場面ではないし、
2日目からは心身ともに疲労疲弊が積み重なって策もクソもない、っていう雰囲気ばかりが感じられ、
凡人の域はとっくに脱している登りっぷりを魅せられても、
策士手嶋の本領を生かせないまま終わってしまうのではないかと、正直不安でたまりませんでした。


弱虫ペダルを貫くテーマって「自分の武器で戦う」だと思うのです。


見た目は弱っちいメガネのオタクの坂道は、誰もが予想しないハイケイデンスクライムで頼まれて走るときが一番早いのも

高すぎる身長のため重心が高くなり、自転車に向いてないとまで言われたのに、それこそが自分だけの見えている景色なのだと自覚し、エースになった葦木場も


抑えきれない感情を速さの源泉に昇華させた銅橋も


自分ではそれと気づいていない自分だけの武器を、仲間や先輩によって見出され、自覚し、磨いていく。

その過程にすごく励まされ、勇気が出るから、こんなにも好きになって、1日たりとも離れられないのです。

新開さんに食ってかかった荒北の

俺は 俺で、 俺だからだ!



金城から今泉への

本質は自分自身の中にしかない

ということば


うつむいていた葦木場の顔を上げさせた

練習とは持っているものを最大限に生かす訓練だ


という福ちゃんの言葉


そこここに、

「他人をまねても本当の強さは身につかない、自分だけの武器を見つけ、磨け」
というメッセージが込められていると思っています。


だとすると、 手嶋さんの真骨頂は、
登れるようになった山で、脚で、みせるのではなく、

策で、チームの個を活かしきる策で最終日魅せて欲しいと思ってました。

その予感を感じられた今週の手嶋の最後のひとこと。



坂道を最後の山のエースから外す



黒田さえも予想しなかった策が炸裂するのだろうと期待してしまいます。

場面の背景から、この3日目のオーダーは出発前部室内でのミーティングで発表されていたものと見えます。
やっぱり、準備を怠らず、考え抜いていたんですね、手嶋さん。


「ここまで速くなるとは思わなかった‼︎」と言ったときの希望の光を宿した嬉しそうな顔つきは、想像以上に成長した坂道の姿を、インターハイ本番での本気の走りを、自分の目で目の当たりにして、「これなら完遂できる」と最終日のオーダーへの確かな手応えを感じたようにも見えます。

メンバーさえもが驚くオーダーなら、必殺技としてもかなりの期待が持てそうです。




ついに本領発揮されるという喜びと期待で、来週がまたまた待ちきれません。

連載を追う者だけが味わえる楽しみですね!