弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

凡人と天才の違いって、たったこれだけ

わたるん先生

今日は週チャンの発売日。

毎週次号が気になるのは変わらないのですが、
今週は特に総北ピンチの空気に耐えられず、そそくさと買いに行きました。

RIDE464「距離」。

読み終えて、深いタイトルだと思いました。

そして

これからの反撃が、
それも
坂道、今泉、鳴子の信号機トリオの大活躍が期待できそうで嬉し涙です。



平坦で泉田と闘って、今年も鳴子が最終ステージのゴールを見ることなく散ってしまうんじゃないかと内心ハラハラしていたので、その予感をみごとに覆してもらって、
さらにはこの山で鳴子VS御堂筋の決着が見られそうな期待で、
がぜん気持ちが盛り上がっています。

2年生になってからの鳴子は
1日目のゴールといい、2日目の「来いや!」と言い、
男っぷりがぐんと上がって
ちっさいのを感じさせない頼もしさです (ちっさい言うなー!(笑

やっぱり石垣くんの言った通り「悔しさは人を何倍も強くする」んですね!



life-is-road.hatenablog.com


この時思わず口にしてしまった手嶋さんの策士ぶりが全く消えてしまっている不安はその次の週で一応解消されましたが、

なるほど凡人と天才の違いってこれなのかと見せつけられた今週。

平坦で泉田がひく箱学につけられた差は700メートル。

「ふつう」なら

絶望もあきらめもはるかに超えて

「ムリ」と苦いカオしてしまう

700mの差。

手嶋さん、正直ムリって思ってますよね。

捨て身の引きを覚悟してますよね。

追いつくのと引き換えに自分は散る、それがミスをした自分の責任だ、と思ってますね。

悲壮感漂ってます。



けど信号機トリオの3人はこの大ピンチにもかかわらず誰が一番先にひくかを押しつけあうヨユーを見せてて(笑

峰が山の練習ちゃうぞ!
と突っ込みたくなるほど かわええ〜と笑ってしまいます。



全然あきらめてない どころか
「追いつく前提」で会話してますよね、この3人。

今泉は「骨が折れそうだ」
(骨は折れるが追いつくさ)

鳴子は「激辛スーパーハードやで!」
(それぐらいオモロないとな)

坂道は「た たいへんそうだねーーーー」
(どれだけ回せばいいのかなー)

去年金城さんがヒザの痛みで出られなかったときに感じさせた湧き上がるプレッシャー、

今年も繰り出してくれました!

去年は、シンプルに「先輩のため、チームのため」という単純で純粋な気持ちが溢れ出て醸し出すようなプレッシャーだったのが、今年はちゃんと走り方も考えているところが成長したなと嬉しかったです。

(鳴子の「やるしかないしょオ!!」に巻ちゃんが坂道ではなく鳴子に降りてきたのかと妄想してこっそりニヤついたのはナイショです)

無理だと思うけどひっくり返してやる、と考えている手嶋さん

これも突破する壁の一つで大変だけど突破するしかないッショの坂道、鳴子、今泉

前提が違うんですね



「あきらめない」って、

望む結果に執着するっていうより、

どんな結果を描いているかの前提が違う

ってことなんですね。

手嶋さんは(やっぱり)常識的な「700メートルの差は追いつけない」という前提からスタートしている。

不可能を可能にするには全開しかない、というロジックが働く。

ここが凡人なんだなと。

信号機トリオの3人は
「700メートルの差は(大変だけど)追いつく」という前提からスタートしている。

しんどいけど、大変だけど、どうやってやったるかな?
とやる方向に脳が全開でサーチしている。

脳みそって
「できない」と思ったら「できない理由」や「言い訳」をどんどん考えつくけれど、反対に
「できる」と思ったら、突破口を全開で見つけ出す。

という、あれですね。

あきらめないっていうと執拗さとか粘り強くないとダメだって思いがちですが、 前提を変えるってアプローチだとがんばる感が下がってその姿勢を持ちやすくなる気がします。

そういえば、来週が締め切りのあることを

もう無理かも、間に合わない、と思いかけていたのですが。

まだ1週間もあるって思い出しました。



あきらめるな、私。

思い出させてくれてありがとう、信号機トリオ。

このタイミングで書いてくださってありがとう、わたるん先生。