弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

アニメ4期直前復習企画その2 バスでもいけるインハイ1日目聖地巡礼

わたるん先生

あけましておめでとうございます。
アニメ4期がいよいよ8日の月曜から始まりますね!

4期に備えてコミックスを復習したりNew Generationを見なおしたりとウォーミングアップをしてきましたが、最終調整と称して聖地巡礼インハイ2年目編、1日目の山岳ポイントとゴール地点、行ってきました!

もとはと言えば、お正月休みに家族で温泉に行こうと旅行先を探していたとき、あまり北関東の温泉地に行ったことがないなぁと、群馬や栃木の温泉地をネットであれこれ眺めていました。

ベタに草津にしようかとか、雰囲気の良さそうな鬼怒川がいいかしらとか、ぼんやり考えながら北関東の地図を眺めていたら、日光東照宮の陽明門がきれいになったからそれを見に日光行こうか、という話が持ち上がり・・・

突如として頭の中に流れ始めた、岸尾だいすけさん、いや総北キャプテン手嶋純太のナレーション。

現在は国際的観光地、日光東照宮、中禅寺湖、華厳の滝のほか有数の温泉地を抱える日光国立公園。日光火山群を北に控え、その玄関口として賑わっている。今大会、インターハイ栃木大会は、ここ宇都宮からスタートする。



アニメ 弱虫ペダルNEW GENERATION RIDE16 "2度目のインターハイ" 冒頭の部分です。

ああそうだ、日光だ日光。日光に行けばいいのだ。
と何かに打たれたかのように、日光日光とぶつぶつつぶやきながら日光の宿を探しました。
東照宮からとても近い宿が都合よく見つかり、お正月の温泉は日光に落ち着きました。

それから2ヶ月ほど、直前になるまで日光への旅行のことはほぼ完全放置です。
電車で2時間も乗ればすぐ着くところだし、たった一泊の温泉旅行、何をするわけでもなくのんびり温泉に浸かって東照宮にお参りして、湯葉料理や金谷ホテルのカレーを食べる程度の小旅行なのだから、特段の準備をするまでもないと。

出発前夜に特急の空席状況を調べた程度で迎えた当日。
無事予定の特急に乗ってから。

にわかに検索モードに入ってしまったのです。

日光でしょ。
いろは坂でしょ。
明智平でしょ。
山岳ポイントだよ。

アニメ4期もう始まるんだよ。
鳴子の見せ場でしょ。
ゴール地点は戦場ヶ原でしょ。

あいにく雪模様との天気予報に、東照宮一本ののんびり旅行で済ませたい空気を全開にしている家族の隣で、バスではどこまでいけるのか、雪の具合はどうなのか、思いつく限りのことを調べまくっていました。

東武日光駅についてからは、何かプログラムでも埋め込まれたかのようにバスの案内所に直行、路線図、時刻表をもらい、もしバス停間を歩くとどのくらいかかるのか、いろは坂の「ね」の看板から明智平のバス停までは歩いていいのか、など次々と矢継ぎ早に質問を繰り出し、窓口のおじさんに不審がられました。

東照宮に行きたがる家族を説き伏せ、湯元温泉行きのバスにいそいそと乗り込みます。
目指すは明智平レストハウス手前の、山岳ポイント。

ウキウキする心とは裏腹に、窓の外をちらつく雪はだんだん勢いを増し、風も強くなってきます。
白い道は凍っているようにも見え、バスの運転は慎重モード。ゆっくりゆっくり進みます。
カーブごとのいろはの看板も、雪をかぶって半分見えないものもちらほらあったり、雪の勢いはチラチラからひゅうひゅうな感じに増してきて、「ね」の看板はもはやこんな感じでした。

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「ね」の看板 ー同じ地点のはず?!ー(笑
この道を歩くのは身の危険を感じるほどで、明智平のバス停は泣く泣くスルー。ただバスで中禅寺湖畔までを往復しただけとなりました。

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防災トンネル!


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山岳ライン^^


無念で無念で、夜は温泉もそこそこにふて寝です。


でも一夜明けると!

雪に朝日がキラキラ輝く、とても清々しい冬の青空。
こりゃいけるんじゃないの?と期待を抱かせてくれる晴れ晴れした天気です。

昨日と同じ湯元行きのバスに乗り、まずは華厳の滝を目指します。
道も除雪されていてバスの足取りまで昨日とは段違いに軽く感じられ、私のためにみんなが道を整えてくれたのだと都合のいい解釈をしてしまうほど、軽々と進んでいきました。

華厳の滝までならという家族の耳元で「三本松……三本松……三本松……」と囁き続けたのが効を奏して、行き先は戦場ヶ原、三本松園地の駐車場に変更!

バス停を降りると目の前は真っ白な雪景色。でも脳内変換により沢田さんのサントラをバックに鳴子、みどくんのテンポのいい憎まれ口の応酬が頭の中ではポンポンと進んでいき、暑い夏の日の熱戦の絵が目の前に広がりました。

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120号からゴールへ

鳴子の悔し涙、食ってかかる鏑木、金城さんと坂道の会話、テントの中で手嶋さんがチームに告げた言葉、インターハイ1日めのゴール地点でのあんな場面こんな場面が次々と再生されていきます。
あの地に今立っている、その嬉しさが内から湧き上がるエネルギーになり、膝近くまでの雪を蹴散らしてみたり、サラサラの冷たい雪を手ですくって投げてみたり、なんかおかしなテンションで犬のように駐車場の脇で、戦場ヶ原の展望台で、はしゃいでしまいました。

あのゴール地点にいる! 
そのゴールシーンももうすぐ動くアニメで観られる!

そう思うだけで顔はニヤニヤするし、脳内はお花畑だし、身体にはエネルギーが満ち溢れてくるし、マイナス10度の雪原にいるとは思えないくらいホットな時間でした。
あんなに渋々だった家族でさえ、「来てよかった、来週からのアニメが一層楽しみになった」とまで言ってくれて、喜び倍増です。

大自然の中で、大好きなキャラクターたちが目の前でしゃべったり動いたりしてくれて、心も身体もみるみる生気がみなぎってくる、そんな感覚をまた味わうことができました。
箱根に行った新緑の5月の時と比べると、眼前の雪景色と真夏のインターハイ、季節は正反対もかかわらず、テンションの上がり方は遜色ないものでした。

life-is-road.hatenablog.com

ルートの下見にもなったし、あったかくなったら今度はもっと丁寧に各ポイントを押さえて、2日目、3日目と大会全部をなぞる旅に来るぞと改めて思いました。
きっと54.5巻が役に立ってくれるでしょう

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先行する箱学、追う総北


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2日目に続く・・・
次の旅では49巻の ”小さな峠” もしっかり組み込んで、フルバージョンで楽しもうと思います。

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金精峠は冬は閉鎖中……