弱虫ペダルが好きすぎて

祝!連載10周年!!アニメ4期は2日目の山へ!週チャン連載はいよいよラストゴールへ!ゆるペダルナイトで『総北信号機トリオの手繋ぎゴール』を先生にお願いしたかったのに忘れて大後悔中。弱虫ペダルの好きな場面と時々声優関智一さんの舞台話など。

おりこうさんの大人ができないこと、嫌うこと

わたるん先生

ジャパンカップでのサコッシュサイン会で、うちの家族が先生に直訴した願いは届くのでしょうか。
純太を葦木場に勝たせてくださいって^^

今週の RIDE469 「先頭の2人!!」

純太のバイブレーションを感じ取り、「勝負しよう!」と飛び出したハコガク葦木場。
この状況を作り出したのはあなただ、と応じるように2年生三人から送り出された純太。

葦木場は逸る気持ちを抑えきれずに、いきなりの加速。
反応して加速するものの観客に「加速がニブい」と言われる始末の純太。(て大きなお世話)

重たい脚とは裏腹に、うっすら笑みが浮かぶその表情。


”目の前に、思いがけない道が開いた。ボロボロで倒れかかってるオレに__”

”違うんだよ。わかってる。『今』だからだ。 道が開いたのは、ボロボロまでやったからだ。 限界までやって、ギリギリまで覚悟決めて。 そういう時にだけ、次の扉は開くんだ‼ チャンスってのは、めぐってくるんだ‼”


これ大人には本当に耳の痛い話です。
力をセーブしておこうとしがちなおりこうさんタイプの大人には、特に。

子供の頃は力加減なんてわからないから、全力ってたいして難しくありません。
鳴子みたいに常に全力、があたりまえ。
青八木がマネジメントが下手で中学時代いつも前半飛ばして後半バテる、を繰り返してたのもそういうことですよね。


でも人は「学習」する生き物。
だんだん力を加減することを覚えていきます。

勝負どころのあそこで力が残ってないとまずい。
あとこんだけ残ってるから、今はこれくらいセーブしてあとにとっておこう。
って。


全体を俯瞰できるようになる

バランスを考えてマネジメントができるようになる


それはそれでとても大事なことだと思います。


けど皮肉なことに、 もうこれ以上無理ってとこまでやって初めて開花するものもある

覚醒とか 進化とか

一段上のレベルにいく
ひとまわり大きくなる

そういうのも欲しい


上手にマネジメントできるようになるとセーブ上手になって全力を出しにくくなる。
殻を破って進化したければ全力以上をやらなければならない。

矛盾してるけどどっちも欲しい


スマート上手にマネジメントする力って、経験を重ねていくことで身につけやすいけど 限界まで振り絞って次の才能を開花させることって、ちょっとギャンプルの香りがします。

ちゃんとしたまっとうな大人なら前者を選びますよね。


黒田が言うように、「今の」純太にはもう力は残ってないけど、
「力は湧いてくる」って信じて純太を送り出した今泉たち。

ほんとに総北っぽい。(まっとうじゃない)

ボロボロのはずなのに、力が湧いてきてる。

”観客はオレをかいかぶる。この状況に熱狂する。それに押されてか。何故だかオレも、不思議と力、湧いてくる”

と、表情に力強さが増してます。

葦木場と純太の闘いは 純太のパワーの源をますます開いていくのでしょうか。

そういえば最近読んだ潜在意識の本にも「必要な能力は湧いてくる」ってありました。

よくやりがちな「今はまだそんな力がないから、力がついてから」ってやる事を先延ばしにするってのは大きな間違いで、「そんな力がつく」日は一生やってこないと。

やるって決めたら必要な能力は湧いてくる。
だからまず「やるって決める」。

潜在意識はドラマティックなことがお好きなんだそうです。
力がついてからだと、できて当然でドラマティックでもなんでもないから、つまらない。だから力がついてからやろうってのは間違いなのだと。

弱虫ペダルはドラマティックだらけで、潜在意識の大好物いっぱいですね。


マンガだからなー、現実ではありえないなーって言いたくなるような展開が次々と繰り広げられるところが、すがすがしいほどに振り切れてて大好きです。